『ハナレイ・ベイ』@<松永大司>監督
10月
12日
シングルマザーの「サチ」は、息子「タカシ」がハワイのカウアイ島にあるハナレイ・ベイでサーフィン中に大きなサメに襲われて亡くなったという知らせを受けます。ハナレイ・ベイに飛び、「タカシ」と無言の対面を果たした「サチ」は息子が命を落とした海岸へ向かい、海を前にチェアに座り、本を読んで過ごします。それ以来、「タカシ」の命日の時期になると、「サチ」はハナレイ・ベイを訪れ、同じ場所にチェアを置いて数週間を過ごすようになりました。
あの日から10年、「サチ」は偶然出会った2人の若い日本人サーファーから「赤いサーフボードを持った『右脚のない日本人サーファー』がいる」という話を耳にします。「サチ」役を<吉田羊>、「タカシ」役を<佐野玲於>、日本人サーファー「高橋」役を<村上虹郎>がそれぞれ演じ、監督は『トイレのピエタ』(2015年)の<松永大司>が務めています。