今年の読書(100)『七つの証言』堂場瞬一(中公文庫)
12月
8日
今年は、1月より(中公文庫)としての新装版が毎月発行され、10月までで完結しています。本書もその一連で、11月25日に改版として発行されています。
型破りの刑事「鳴沢了」でしたが、本書では、シリーズに登場した人物の視線を通して、刑事として生まれた男、この男が動くだけで大参事になると言われた男の「鳴沢」の新たな一面を描き出しています。
<堂場>のサービス精神は、この短編集でも生かされており、別のシリーズや他の作品の馴染みの人物たち「高城賢吾・明神愛美・今敬一郎・小野寺冴・大西海・城戸南・藤田心)が、登場してきますので、<堂場>ファンとしては、楽しめる要素が倍増だとおもいます。
このシリーズは、ブログをはじめる前ですので、「読書日記」に登場していないのが残念です。