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- お疲れ様でした<能見篤史>@<阪神タイガース>(280)
10日の対巨人戦の今季最終戦では、9回に登板、22年間頑張ってきました<藤川球児>投手の立派な「引退セレモニー」が、試合終了後に執り行われていますが、11日の今季最終戦の対DeNA戦において、縦じまのユニホームを脱ぐ<能見篤史>投手(41)は、チームメイトに見送られるだけでした。
「1-0」と1点差の九回に登板した<能見篤史>投手は、中継ぎでは封印していたワインドアップを解禁して先頭の<細川>には、148キロ直球を中前打されましたが、続く<ソト>を初球の直球で遊ゴロ併殺。最後は<柴田>を148キロ直球で空振り三振に仕留め、今季34試合目登板を、2018年8月16日広島戦以来、818日ぶりの通算2セーブ目でタイガースでのプレーを締めくくっています。
<能見>は2004年度ドラフト自由枠で入団。ここまで阪神一筋で16年の現役生活を過ごしてきました。3度の開幕投手、5度の2桁勝利をマークするなど長年、猛虎のエースとして活躍し、2018年途中から中継ぎに転向。40歳を迎えた昨季には、自己最多の41試合に登板していました。
チーム投手陣最年長の41歳。優しい人柄で誰からも慕われ、16年間で104勝を挙げた阪神では 来季戦力構想から外れました。勝利投手になった<岩貞>からはウイニングボールが手渡されましたが、<岩貞>の肩をたたき、受け取りませんでした。まだ力は健在で「見ての通り、元気。納得できるまでやりたい」とこれから他チームでのウイニングボール獲得を確信しているしぐさに思え、意欲も衰えていないようです。お疲れ様でした<能見篤史>。
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