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- 「ボーイング747型機」ラストフライト@英ブリティッシュエアウェイズ
ブリティッシュエアウェイズのボーイング747型機(画像:ブリティッシュエアウェイズ)
イギリスの航空会社、ブリティッシュエアウェイズが保有する「ジャンボジェット」こと「ボーイング747型機」の、最後の2機のラストフライトが現地時間2020年10月8日(木)に実施され、同社のジャンボは全機が退役したことになります。
ラスト2機の機番は「G-CIVB」と「G-CIVY」、ともに「ボーイング747-400型機」です。「G-CIVB」は1994(平成6年)にデビューした機体で、最終旅客便はマイアミ~ロンドン線。現在復刻版の塗装が施されています。「G-CIVY」は1998(平成10)年にデビューし、最終旅客便はシカゴ~ロンドン線でした。また、新型コロナウイルスの影響下、医療品を運ぶ貨物便としても投入されたそうです。
ブリティッシュエアウェイズは最大で56機の「ボーイング747型機」を保有し、「空の女王」とも呼んでいました。しかし新型コロナウイルスの影響もあり、2020年7月17日に前倒しでの即時全機退役を発表。順次退役が進められているなか、この2機が最後になります。
当初は、2機がヒースロー空港を離陸時、並行した2本の滑走路から同時に飛び立つという「デュアル離陸」で飛び立つ予定でしたが、気象条件により実施できませんでした。なお、2機のラストフライトの便名は、「G-CIVB」がBA400便、「G-CIVY」がBA747便という「ジャンボ」らしい便名がつけられていました。
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