共産党の<田村智子>政策委員長は25日の記者会見で、自民党の<杉田水脈>衆院議員(53・比例中国ブロック)が党の内閣第一部会・第二部会合同会議で、政府側から性暴力被害者の相談事業に関する説明を受けた際「女性はいくらでもうそをつけますから」と発言したことを強く非難しています。「怒りを抑えられない。被害者が泣き寝入りせずに相談できるようにする動きを妨害する、許し難い発言だ」と述べています。
<杉田水脈>衆院議員が過去、性暴力被害者らへの差別的な発言を繰り返してきたと指摘。「何ら反省がない」と重ねて指摘しています。
社民党の<吉田忠智>幹事長も談話で、<杉田水脈>衆院議員が、2018年にLGBTなど性的少数者に対して「LGBTのために税金を使うことに賛同が得られるものでしょうか。彼ら彼女らは子どもを作らない、つまり生産性がないのです」と「新潮45」(新潮社)8月号月に「朝日新聞や毎日新聞といったリベラルなメディアはLGBTの権利を認め、彼らを支援する動きを報道することが好きなようですが、違和感を覚えざるをえません」と執筆投稿するなどの経緯に触れ「国会議員としてふさわしくない。自ら進退を決するべきだ」と議員辞職を求めています。
<杉田水脈>衆院議員を巡っては8月、性暴力被害を公表した米誌『タイム』において 「世界で最も影響力のある100人」 に選ばれているジャーナリスト<伊藤詩織>さんを誹謗中傷するツイッターに賛同を示す「いいね」を押し、名誉を傷つけたとして提訴されています。
女性の立場ながら、女性政治家としてできることが、女性を貶めるような発言は、国会議員資格以前の人間性の問題でしょう。
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