<黒沢清>『スパイの妻』銀獅子賞(監督賞)受賞@第77回ベネチア国際映画祭
9月
13日
<黒沢清>監督が初めて挑んだ歴史映画『スパイの妻』は、太平洋戦争の開戦前夜の神戸で生きる「福原聡子」(蒼井優)が主人公。日本が戦争へと突き進んでいくなか、満州で恐ろしい国家機密を知ってしまった夫の「優作」(高橋一生)の暗躍のために、憲兵隊から「スパイ」の嫌疑をかけられる夫婦の姿を描いています。<高精細>の8Kで撮影され、 NHKのBS8K で6月6日(土)に放送されたドラマを劇場版として再編集しています。
<蒼井優>と<高橋一生>が、 『ロマンスドール』 (2019年・監督:タナダユキ)に続いて夫婦役を演じたほか、<東出昌大>、<笹野高史>らが脇を固めています。 『ハッピーアワー』 (2015年)の<濱口竜介>と<野原位>が、<黒沢清>とともに脚本を担当。スリーピース・バンド「ペトロールズ」や2012年2月29日の日本武道館公演をもって活動を終了した「東京事変」で活躍するミュージシャンの<長岡亮介>が音楽を担当した『スパイの妻』は。2020年10月16日全国で公開されます。