1926年(大正15年)9月15日に開園した東京練馬区の遊園地の「としまえん」が、8月31日午後8時から夜空に打ち上げ花火があげられて閉園セレモニーが行われ、に94年の歴史に幕を下ろし閉園しました。
昭和30年代には、屋内のスキー場、昭和40年代には、「流れるプール」といった世界で初めてとされる施設を導入するなど、首都圏を代表する遊園地の一つとして知られ、平成22年に機械遺産に認定された「カルーセルエルドラド」というメリーゴーランドが人気を集め多くの人に親しまれてきました。
1990年代には来場者数が400万人を超えていましたが、こうした中、東京都は東日本大震災を受けて、2011年に「としまえん」22ヘクタールの敷地を中心とする一帯の土地を西武グループなどから買収したうえで、災害時の避難場所にも活用できる都立公園として整備する方針を固めました。
そして、ことし6月、土地を所有する西武鉄道が、今月いっぱいで閉園することを発表していました。
「としまえん」の跡地の整備については、東京都が西武鉄道などと覚書を締結し、小説や映画が世界的に人気の 「ハリー・ポッター」のテーマパーク や防災機能を備えた公園を2023年前半までに整備する予定となっています。
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