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- 米国防総省「F16]90機発注@ロッキード・マーチン社
台湾が米国製の「F16」戦闘機66機を調達することが18日までに確実となった。自国の不可分の領土だとする圧力が中国からかかる中、台湾にとっては過去数年間で最大規模(総額約80億ドル=約8500億円)の兵器調達となります。
今回の戦闘機の売却は米国防総省が、 ウェブサイト上で発表した。米国による武器売却の一環として、「F16」の製造を手掛けるロッキード・マーチン社に90機発注したとしています。
売却先は明らかになっていませんが、国務省の関係者は1年前にトランプ政権が承認した台湾からの注文が契約に盛り込まれていることを確認しています。
台湾が購入する66機以外の24機は、モロッコにわたるとみられる。最終的な納入は2026年までに行われる予定です。
当該の「F16」は「F16V」または「バイパー」の呼称で知られる機体で、米軍が1970年代後半に初めて採用した「F16」の最新型。台湾軍はすでに約140機の「F16」を所有しています。
台湾への新たな「F16」の売却は昨年、米議会での超党派による強力な支持を受けて承認されています。約2400万人の人口を抱え民主主義を標榜(ひょうぼう)する台湾をめぐり、米中両政府の間では緊張が高まっています。
先週は中国からの強い反発が予想される中、<アザー>米厚生長官が台湾を訪問。指導部と会談を行っています。<アザー>氏は1979年の台湾との断交以来、訪台する米閣僚として最高位でした。
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