「2019-2020 FIM世界耐久選手権最終戦“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第43回大会」中止
8月
13日
7月19日決勝開催予定でした「鈴鹿8耐」は、今春からのコロナ禍で11月1日決勝へとレースが延期され、毎年恒例となっていた真夏の祭典が途切れることを惜しまれつつも、滅多にない秋の祭典として開催が期待されていました。
開催されるはずでした東京オリンピックの兼ね合いで、本来の7月最終日曜日から1週間の前倒しとなっていたのですが、延期の決定を経て、今回の発表をもって中止という流れになっています。これを受け、FIM世界耐久選手権の最終戦は9月開催のボルドール24時間耐久ということになりそうです。
1978年にこの鈴鹿での耐久レースが始まって以来、開催がキャンセルされるのは初めてになります。開催に向けた準備を進めてきたものの、国内外における新型コロナウイルスの感染拡大状況や各地域での防止対策などを踏まえ、現段階で海外からの渡航に関する規制解除の見通しが立っておらず、海外チームの入国が難しい状況を鑑み、開催中止を判断したとのことです。