『アーニャは、きっと来る』@<ベン・クックソン>監督
8月
10日
<スティーヴン・スピルバーグ>に映画化された『戦火の馬』(2011年)の児童文学作家<マイケル・モーパーゴ>(1943年10月5日~)による小説をもとに、イギリス・ベルギー合作として、脚本を<トビー・トーレス>と<ベン・クックソン>が担当、監督は、<ベン・クックソン>が務めています。
1942年、ナチス占領下にあったフランス・ピレネー山脈のふもとにある村を舞台に、羊飼いの少年「ジョー」の物語が描かれます。13歳の「ジョー」はある日、ユダヤ人「ベンジャミン」(フレデリック・シュミット)の「ユダヤ人の子供たちを秘密裏にスペインへ逃がす」という計画を手伝うことになります。
しかしそれと同時に、「ジョー」はドイツ軍の下士官と親しくなっていきます。また「ベンジャミン」が待つ娘「アーニャ」が村にやって来ないまま、救出作戦実行の日が迫ってくるのでした。
「ジョー」を<ノア・シュナップ>が演じ、「ジョー」を見守る厳格な祖父「アンリ」役を『レオン』(1994年・監督: リュック・ベッソン)の<ジャン・レノ>が扮しています。そして「ジョー」の計画を主導する老女「オルカーダ」に、自らの小説を<リチャード・コンドン>自身が脚色した『女と男の名誉』(1985年・監督: ジョン・ヒューストン)の<アンジェリカ・ヒューストン>が扮しています。