宇宙船「クルードラゴン」打ち上げ成功@「スペースX」
5月
31日
宇宙船は、ロケットを1段目を切り離すなどして上昇し、打ち上げからおよそ12分後の午前4時35分ごろ、予定どおり「クルードラゴン」を分離し打ち上げは成功し、クルードラゴンは装備されたエンジンを使い、31日夜遅く、国際宇宙ステーション(ISS)に到着する予定です。
アメリカが自国の宇宙船で国際宇宙ステーションに飛行士を送り込むのはスペースシャトルの2011年7月8日退役以来9年ぶりで、宇宙開発に民間企業が本格的に参入する時代の象徴として注目されていました。
アメリカ航空宇宙局(NASA)は、民間企業の有人宇宙船の開発を後押していて、今回は「クルードラゴン」の最後の試験として、初めて宇宙飛行士を乗せて宇宙ステーションにドッキングし、その後、地球に帰還します。
試験に成功しますと、「クルードラゴン」は運用段階に入り、その1号機には日本人宇宙飛行士の<野口聡一>さん(55)が米国人飛行士3人と搭乗し、(ISS)での半年間の長期滞在に向かう予定で、ことし8月30日(日)の打ち上げを目標に準備が進められます。