「人工流れ星」実施を延期@宇宙新興企業「ALE」
4月
21日
2019年12月6日、米企業のロケットによってニュージーランドから人工衛星が打ち上げられ、「人工流れ星」を今年行う予定でしたが、2月中旬に金属粒を放出できない異常が判明したといいます。今月に入り、地上からの復旧は不可能と判断。2022年後半に開発中の人工衛星を打ち上げ、再挑戦します。
人工衛星は縦、横がそれぞれ60センチ・メートル、高さが80センチ・メートルで、重さは75キロ・グラム。流れ星の元となる直径約1センチ・メートルの金属粒を約400個載せています。
計画では高度400キロ・メートルを回る人工衛星から金属粒を放出大気圏に突入させて青やオレンジ、緑など5色に光らせます。高度60~80キロ・メートル付近で高熱になった粒が青やオレンジ、緑など5色に光る「人工流れ星」となり、地上から楽しんでもらう予定でした。