米科学誌『サイエンス』は19日、今年一番の科学ニュース「2019年の大発見」に、日本を含む国際チームによる 「ブラックホールの輪郭の撮影成功」 を選んだと発表しています。「チームワークと技術が生んだ驚くべき偉業だ」と評価しました。 チームは2017年4月、世界6カ所の望遠鏡で地球から5500万光年離れた「M87銀河」の超巨大ブラックホールを同時に観測。データを統合し、2年かけて作成した画像を今年4月に公表していました。 またこの業績に対しては、米IT企業経営者らが優れた科学研究をたたえる 「ブレークスルー賞」 が授与されています。