2016年6月6日に開園した「上海ディズニーランド」
米娯楽大手ウォルト・ディズニーがアジアで経営するディズニーランドでは入場者の飲食物持ち込みが禁止されている一方、欧米では禁止されていないのは不当だとして、中国人学生が同社を提訴しています。
提訴したこの学生は、上海ディズニーランド内に食べ物を持参することを禁じられ、園内で「価格がつり上げられた」食品の購入を強制されたことで「権利が侵害された」と主張しています。
米仏にあるディズニーランドでは、入場者は外から食べ物を持ち込むことができますが、東京と香港、上海では認められていません。
一学生が大手ディズニーを相手取って起こしたこの訴訟は、ソーシャルメディア上で広く支持を集めているようです。中国版ツイッターの「微博(ウェイボー)」では、「ディズニー、飲食物の持ち込み禁止で提訴」と中国語で書かれたハッシュタグ付きの投稿が6億回以上閲覧され、数万件ものコメントが寄せられているとか。「ディズニーのしていることは二重基準(および)アジアに対する差別の一例だ」と書き込んだ人もいるようです。
中国共産党の機関紙「人民日報」は14日、「消費者の権利と利益を保護する」必要性に触れ、欧米とアジアの間に「二重基準」が存在することに疑問を呈しています。
世界の二大経済大国である米中の貿易戦争が続く中、両国はこの裁判でも緊張が高まる様相です。
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投稿日 2019-08-17 07:42
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2019-08-17 08:33
ワオ!と言っているユーザー