国土地理院が、沖縄県・与那国島にある岩「トゥイシ」を日本の国土を示す最も基本的な地図とされる「2万5千分の1地形図」に新たに記載した結果、日本最西端の地点がこれまでより北北西に約260メートル先になったことが10日わかりました。 地理院は「トゥイシ」について、満潮時も海面上にあると確認しました。 地理院によりますと、岩の存在は「5千分の1地形図」や海図などには既に記載されていて、日本の排他的経済水域(EEZ)の面積に影響しないといいます。 与那国町によりますと、「トゥイシ」の名前は「とがった石」や刃物を磨く「砥石」など諸説あるようです。