『いなくなれ、群青』@<柳明菜>監督
6月
5日
第8回(2015年)「大学読書人大賞」受賞作にして、「読書メーター読みたい本ランキング」第1位を獲得した<河野裕>の「階段島」シリーズの第1作である同名小説『いなくなれ、群青』(2014(平成26)年9月1日新潮文庫nex刊行)を、アメリカの高校在学中にバッカイフィルムフェスティバル(2001年)のオハイオ州優秀賞を受賞し、帰国後、カメラマンや映像作家として活動をしてきた新鋭<柳明菜>が監督・映画化した本作は、人口およそ2000人の謎に満ちた島「階段島」を舞台とする青春ファンタジーです。
ミステリアスな雰囲気をまとった少年「七草」を<横浜>が演じ、誰よりもまっすぐな少女「真辺由宇」に<飯豊まりえ>(21)が扮しています。
幻想的な映像で構成された予告編には、「階段島」の美しい風景や、「七草」の「どうしてこの島にやってきたのか、知る人はいない。みんなそのときの記憶を失っている」というモノローグが。終盤には「由宇」の「約束しよう、七草。私たちは必ず、また出会うんだよ」というセリフが収められています。
「いなくなれ、群青」は9月6日(金)より全国でロードショーされる予定です。