<井上雄彦>漫画『リアル』4年半ぶりに連載を再開@週刊ヤングジャンプ
5月
24日
『リアル』は、自分の起こしたバイク事故で同乗者に障がいを負わせてしまった「野宮朋美」、骨肉腫により右脚を切断し車いす生活の「戸川清春」、交通事故により下半身不随になった「高橋久信」の3人が主人公で、車いすバスケの世界を描いたもの。「障がい者」というテーマを主軸に、さまざまな理由で心や体に大きな傷を追った3人が、現実的(リアル)な困難や葛藤にぶつかりながらも、バスケ(車いすバスケ)を通して乗り越えていく様子を描いた人間ドラマです。
1999年より同誌で連載をスタートし、人気バスケ漫画『SLAM DUNK』を執筆してきた<井上>氏が車いすバスケを題材にしたことや、障がい&スタミナ体験の描写がリアルに描かれていることが話題となり、2001年に『第5回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞』を受賞。コミックスは14巻まで発売していますが不定期連載が続いており、2014年11月の掲載を最後に休載していました。
今回の連載再開は9日に発表された同誌の創刊40周年記念企画のひとつ。また、きょう24日発売号では特製ポスターが500人にプレゼントされる企画が実施されています。