神戸：ファルコンの散歩メモ

米大リーグ通算３０００安打を達成しているマリナーズの＜イチロー＞外野手（４５）が２１日の東京ドームでのアスレチックス戦を最後に第一線を退く意向を球団に伝えたことがＮＨＫのテロップで流れ、驚くとともに、ここ３０余打席の内容を見ているとそうだよなぁ～という複雑な思いがしています。

昨年５月に会長付特別補佐としてフロント入りした後、今年のキャンプで選手復帰しましが、オープン戦から不振が続き、７年ぶりに日本で公式戦出場した２０日の開幕戦でも１打数無安打で途中交代しています。

日本人野手として初めてメジャー挑戦した２００１年、マリナーズでシーズン２４２安打の打率３割５分、８本塁打、６９打点、５６盗塁でア・リーグ最優秀選手と新人王を同時受賞しました。２００４年にはメジャー新記録の２６２安打。メジャーデビューから１０年連続で２００安打以上、ゴールドグラブ賞、オールスター戦選出を果たした。将来は日本人初の米国野球殿堂入りが確実視されています。

１９９２年に愛知・愛工大名電高からドラフト４位でプロ野球オリックス入り。史上初のシーズン２００安打に到達した１９９４年から７年連続で首位打者に輝いています。日本代表では２００６、２００９年とワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）２連覇に貢献しました。