初の無人試験打ち上げに成功した米スペースXの 有人型ドラゴン宇宙船 が3日、目的地の国際宇宙ステーションに到着しました。新たに開発した自動システムを使って徐々に接近し、ステーションへのドッキングに成功しています。 2011年に退役したスペースシャトルに代わり、民間宇宙船で飛行士をステーションに運ぶ米航空宇宙局(NASA)の目標が、実現にまた一歩近づきました。 ドラゴン宇宙船はステーションと一緒に軌道上に5日間とどまった後、8日に分離して大気圏に突入し、パラシュートで減速して米フロリダ州沖の大西洋に着水する予定になっています。