JR九州は、国の重要文化財で、1914年に完成したネオ・ルネサンス様式の門司港駅舎(北九州市門司区)の旧貴賓室の改修を終えて4日、報道陣に公開しています。
大正天皇が休憩した歴史を持ち、1935年に貴賓室としての役割を終えた部屋に、大正時代の重厚な雰囲気が蘇っています。
今年3月10日に 全面開業する駅舎の保存・修理 の一環でした。旧貴賓室は2階にあり、幅6.3メートル、奥行き6.8メートル。高級感のあるチーク材を使った天井から5灯のシャンデリアが吊り下がり、室内を照らします。当時を再現した色の壁紙が貼られています。
旧貴賓室は全面開業後に、駅舎にオープンする洋食レストラン「みかど食堂by NARISAWA」として利用される予定です。
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