今年の読書(50)『花だより』高田郁(ハルキ文庫)
10月
7日
「つる屋」の店主<種一>のあわただしさから、大坂に戻った<澪>を訪ねようとする、珍道中や、<澪>の幼馴染の<あさひ太夫>の郭での生活の裏話、<澪>と添い遂げられなかった<小野寺数馬>夫婦の現況など、「みをつくし料理長」ファンにとっては、おなじみの登場人物たちが、登場しますので、過去の場面を懐かしく思い出しながら読み進めます。
最後の章では、<澪>の実家があった四ツ橋近くにて、料理屋を再開することになり、めでたし目立たしの中で、読み終えることができました。