新種のナマズ「タニガワナマズ」
8月
18日
16日付の国際学術誌「Zootaxa(ズータクサ)」に掲載されました。国内でのナマズ属の新種発見は57年ぶり。
これまでは各地に生息する「マナマズ」、琵琶湖淀川水系の固有種「ビワコオオナマズ」と「イワトコナマズ」の3種が知られていました。
「タニガワナマズ」は伊勢湾など東海地方を中心に生息。他種のように河川下流域や湖沼ではなく、上流の谷川に生息することから命名された。遺伝子解析で新種と判明しています。
「イワトコナマズ」と近縁で体色や歯の形状などが似ている一方、「マナマズ」のような細長い体つきが特徴。9月8日~11月25日、琵琶湖博物館で展示されます。