国内外で人気の日本酒「獺祭(だっさい)」を造る旭酒造(山口県岩国市)は、西日本豪雨の影響で 「停止していた生産」 を29日から再開します。 9月10日ごろからの出荷を見込んでいます。汚水が流入して営業ができなくなっていた近くの直営店も、本社ビルの1階に仮店舗を設けて28日に再開されます。出荷の遅れや設備などの被害額は10億円程度になる見通しという。 旭酒造は7日に「本社蔵」と呼ばれるビルの前を流れる川が氾濫(はんらん)し、1階に泥水が浸水して停電。冷蔵施設が動かせなくなっていました。