1905(明治38)年の4月2日。瀬戸自動鉄道が矢田~瀬戸間で開業しました。 現在の名鉄瀬戸線で、瀬戸駅は現在の尾張瀬戸駅になります。 車両には蒸気機関車や電車ではなく、「セルポレー式蒸気動車」という気動車が3両使われました。これが日本で最初に実用された気動車ですが、1911(明治44)年に廃車になっています。 現在「気動車」というとディーゼル動車が一般的ですが、こうした蒸気動車やガソリン動車、ガスタービン動車なども「気動車」に含まれます。