新種の「カメ」発見@タイ
1月
8日
カンボジア、ラオス、ミャンマー、タイ、ベトナムにまたがる地域の生き物を2016年に調べた結果をまとめた報告です。
タイ北部の市場では、研究者が見慣れないカメが売られているのを発見。購入して調べると、巻き貝を餌にする「マレーニシクイガメ」と似ているが、甲羅の形や色などが異なり、近縁の新種と判明。タイではダムの開発が進んでおり、個体数が減る恐れがあるといいます。
ベトナム北部の森に生息していたのは「ベトナムシナワニトカゲ」。ペットとして盛んに取引されるほか、石炭採掘で生息地がなくなりつつあり、ベトナムに残るのは200匹未満と推定されています。
ガイアナ共和国の熱帯雨林で発見された体がコバルトブルーに輝くクモの 「タランチュラ」 の報告がありましたが、自然破壊の進む環境のもと、人知れず途絶えた種もあるのではないかなと危惧してしまいます。