「ワンセグ」のNHK受信料支払い訴訟
12月
27日
同種訴訟では、さいたま地裁が昨年8月、「ワンセグ携帯の所持は受信設備の設置とは言えない」としてNHK側の敗訴とする判決を出しています。しかし以後、水戸地裁、千葉地裁松戸支部、大阪地裁はいずれも受信料の支払い義務を認め、司法判断は割れています。
訴状などによると、男性は東大阪市に住んでいた2012年7月、部屋にテレビはなかったが、ワンセグ機能付きの携帯電話を所持しているとしてNHKから受信契約を結ばされ、1カ月分の受信料1345円を支払いました。
これらの判決の流れから、ホテルや病院・学校などの複数台受信機を設置している場合の受信料はどうなるのかと危惧しています。現在支払い訴訟が行われているのかわかりませんが、金額が大きくなるだけに今後の動向が気になる問題です。