世界のスーパーコンピューターの性能指標で、理化学研究所と富士通が開発した神戸・ポートアイランドの「京」が1位になっています。
産業利用などに向けた計算能力を競う共役勾配法の処理速度を競う世界ランキング「HPCG(High Performance Conjugate Gradient)」において、3期連続で1位を獲得しています。米国で開催中の国際会議で発表されました。
「HPCG」は、連立一次方程式の処理速度を競うLINPACKや、グラフ解析を競うGraph500とは異なる指標で性能を評価するベンチマークで、2014年から実施されています。
スパコンの頭脳に当たる中央演算処理装置(CPU)計約8万3千台を用い、1秒間に約600兆回の演算を達成。反復計算で大規模な連立一次方程式の正解を導く能力を発揮した。
一般的な順位付けに使われる「トップ500」では10位でしたが、同指標1位に立った中国の「神威太湖之光」をHPCGで上回っています。
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