神戸ご当地(482)「真っ白いカサゴ」@神戸市立須磨海浜水族園
1月
5日
スズキ目メバル科カサゴ属のカサゴは神戸の海でも普通に見られ、「ガシラ」とも呼ばれています。通常、カサゴは岩のような茶褐色をしていますが、今回展示される個体は体全体が真っ白な個体で、水族園の飼育員も初めて目にする大変珍しいカサゴです。
この個体は、体の色はまっ白ですが、いわゆる「アルビノ」ではありません。アルビノは黒い色素「メラニン」をつくることができないため、眼の中の血管の色が透けて、瞳が赤くなります。しかし、今回展示する個体の瞳は黒色であるため、メラニンの合成に関わる遺伝子の突然変異によって、体の色だけが白くなった「白変種」と考えられます。
須磨海浜公園水族園では当然ながら初めての展示の上、日本でも一般に展示された例は他に見当たりません。
「ガシラ」は煮付けで食べると、おいしい魚ですが、皮の真っ白い煮付けが出てくると、驚くでしょうねぇ。
投稿日 2017-01-06 09:20
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投稿日 2017-01-06 09:37
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投稿日 2017-01-07 13:41
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投稿日 2017-01-07 16:30
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