カウンターに置かれていた<じゃがいも>の「メークイン」ですが、「大根」や「人参」などの二股形状はよく見かけますが、<じゃがいも>の二股は初めて目にしました。
「メークイン」はイギリス原産の<じゃがいも>で、<E.Sadler>という人が栽培していた品種を、1900(明治33)年に<サットン商会>が普及させましたが、親種は不明です。
日本には大正末期にアメリカから輸入され、1917~1978(大正6~7)年頃に北海道に移入されたと言われています。
今日では「男爵」とならび日本の代表的な品種として定着していますが、原産地のイギリスでは栽培されていないようです。
目が浅く剥皮しやすい、煮崩れしにくい、貯蔵後に甘みを増すなどの長所がありますが、逆に形の揃いが悪く、規格歩留まりがよろしくない性質を持ち、おそらくこの「メークイン」も短所な性質が顕著に出た一品で、面白く眺めておりました。
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投稿日 2015-12-22 11:43
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2015-12-23 11:24
ワオ!と言っているユーザー