ファルコン昆虫記(631)網戸にとまる(29)【シバツトガ】
6月
25日
チョウ目(鱗翅目)ツトガ科ツトガ亜科に分類され、全長9ミリ、開張20ミリほどの小さな淡い褐色の「蛾」で、良く見ないと細い折れ枝程度にしか見えません。
1964(昭和39年)、アメリカジョージア州から兵庫県三田市にある「千刈カンツリー倶楽部」がティフトン芝を輸入した際に紛れ込み、今では帰化昆虫として日本中に分布しています。
活動時間帯は夜間で、日中は芝草内に潜み、夜間に芝生上を飛び回り交尾を行います。
4月~10月頃にかけて発生、高温乾燥時に多く発生しますが、芝生全体を枯らすまでには至らないようです。