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神戸:ファルコンの散歩メモ

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今年の読書(153)『タルト・タタンの夢』近藤史恵(創元推理文庫)

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今年の読書(153)『タルト・...
舞台は商店街の一角にある小さなフレンチ・レストラン『ビストロ・パ・マル(悪くない)』です。
登場人物はシェフの<三舟忍>、サブの<志村洋二>、ソムリエの<金子ゆき>、ギャルソン<高築智行>の4人です。

本書には7編の短篇が収められており、<高築>の目線で物語が語られ、客たちの巻き込まれた事件や不可解な料理にまつわる謎解きを、シェフ<三舟>が見事に解決していきます。

フランス料理の基本的な事柄を随所に散りばめられ、<人は楽しむためにも食べるが、生きるためにも食べる>という<三舟>の哲学的な言葉は、料理の基本として感じ入りました。

悩んだいる当事者の心を慰めるために、随所にシェフ特製の「ヴァン・ショー」というホットワインが登場してきますが、機会があれば試してみたい飲み物として心に残りました。
#エッセイ #コラム #本 #詩 #読書

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エメラルド
エメラルドさんからコメント
投稿日 2014-12-24 07:38

フランス語をかじっている身には興味津々の本です。タルトタタン、カロリーが気になるけれど食べたいお菓子です。(^_^)

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ファルコン
ファルコンさんからコメント
投稿日 2014-12-25 00:20

ぎょ、フランス語からの攻め方は、考慮していませんでした・・・、(汗)
料理にまとわりながら、人生の機微を感じさせる内容で、面白かったですね。

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