ファルコン植物記(1365)赤橙色の実【ホオズキ】
12月
4日
「ホオズキ」の名は、その実の赤くふっくらとした姿が「頬」に似ていることから、「顔つき」と同様に「頬つき」となった説、果実を口をとがらせ吹き鳴らして遊ぶ様子から「頬突き」の意とも言われています。
ナス科ホオズキ属の多年草として、淡い黄色の5弁花を6~7月頃に咲かせ、花後に六角状の<顎>の部分が発達して果実を包み袋状になり、熟しますと赤緋色を呈し、冬場には地上部は枯れて地下茎のみで越冬します。
一般的には原産地は東南アジアとされ、南欧やアメリカ大陸などの温帯に約80種が自生しています。