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神戸:ファルコンの散歩メモ

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今年の読書(124)『もぐら 戒』矢月秀作(中公文庫)

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今年の読書(124)『もぐら ...
元警視庁捜査一課に勤めていた「影野竜司」は、示談屋・処理屋と呼ばれるトラブルシューターとして、夜のうちに活動し物事を解決するということで<もぐら>と呼ばれ、前作の 『モグラ 闘』 に続くシリーズ6作目が本書です。

野辺医院に住み込んでいる「竜司」の元に、エコ環境の開発をしていた「エコウインドウ」に勤める研究員「安里」が逃げ込んでくるところから物語は始まります。
「安里」は知らぬ間に、自分の開発した風力発電の仕組みが既にに会社側で特許申請されているのに驚き、社長に直訴しますが怪しげな人物たちに命を狙われながら、社長暗殺に執念を燃やして逃走してしまいます。

「竜司」は自分の情報屋「テツ」を使いこの「エコウインド」に関する調査を始めた矢先、恋人の「紗裕美」が誘拐され、交換条件に逃げている「安里」の身柄を確保しなければならない立場に追い込まれていきます。

「紗由美」の体には爆薬が仕掛けられ、与えられた時間は72時間しかないなか、会社の用心棒のロシアマフイアのかく乱騒動も絡み、最後まで手に汗握る展開が楽しめた一冊です。
#エッセイ #コラム #本 #詩 #読書

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birdy
birdyさんからコメント
投稿日 2014-10-18 07:17

次々と面白い小説を発見しますね。
本屋さんで選ぶのですか?
新聞の書評で?
新聞の下段の広告で?

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ファルコン
ファルコンさんからコメント
投稿日 2014-10-18 07:37

書籍類はすべて本屋さんで見て購入してきます。
なんとなく「いいかなぁ~」という印象で、選んでいますね。
新聞などの書評や広告は、どうしても宣伝主義になり勝ちですので、あまり信用していません。

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