ファルコン植物記(1008)淡紅紫色の花【ベンケイソウ】
12月
20日
ベンケイソウ科ベンケイ属で中国原産、冬の間は枯れる宿根草です。
日本には解熱・解毒の薬草として古に渡来していますが、栽培していたモノが野草化し、帰化植物として定着しました。
葉は楕円形、茎の下部の葉は葉柄があり、淡緑色で葉の縁には鈍い鋸歯になっています。
茎葉が多肉質で、切って捨ててもかれないということから、古くは<伊岐久佐(いきくさ)>と呼ばれていましたが、その後、武蔵坊弁慶の強さにあやかり「ベンケイソウ」と名がつけられています。