大正ロマン:遊郭内部意匠探索【鯛よし百番】@大阪市西成区山王3丁目
4月
6日

右手側には中庭があり、大きな吹き抜けを囲んで、ロの字型に各部屋が配置されています。
左手側には、日光東照宮の陽明門を模した個室の待合いとなっています。


住吉大社の反橋を模しているようです。

どのくらいの殿方が足を運んだかは、猫のみぞ知る世界です。

廊下側の木製建具の引き手は直径20センチほどの大きさがあり、真鍮と周囲の木工の意匠に目が奪われました。

殿方は、ここで遊女を見比べて選んでいた場所です。

手の込んだというか、下品といううか、判断が付きかねる内部装飾だと眺めておりました。

「男女共同」でのトイレのままで、料亭になっている現在では、若い女性客もおられるとおもいますが、「男女共同」としての形態は変わりません。
建設当時は殿方と遊女だけですから、「男女共同」でも特に問題はなかったのだとおもいます。
便所の床は廊下より高く、建設当時の「汲み取り式」の名残りかなと考えています。
遊郭というあまり表に出ない特殊な世界での意匠、楽しんでいただけたでしょうか。
投稿日 2013-04-06 21:30
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投稿日 2013-04-07 08:04
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投稿日 2013-04-07 00:53
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投稿日 2013-04-07 17:21
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投稿日 2013-04-07 07:31
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投稿日 2013-04-07 17:24
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投稿日 2013-04-07 14:04
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投稿日 2013-04-07 23:09
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投稿日 2013-04-08 16:04
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投稿日 2013-04-09 01:10
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投稿日 2013-04-25 00:35
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投稿日 2013-04-25 17:10
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