今年の読書(132)『人生の収穫』曾野綾子(河出書房新社)
12月
9日
「置いてこそ、人生は輝く」との心意気で、歯に衣を着せぬいつもながらの歯切れのいい文体で、曾野綾子流の独自の目線に拍手を送りながら読み終えました。
・・・つまりあまりにも単純に優等生的な道をえらぶということは、多分それだけで優等生でない証拠なのである。
・・・私の実感によると、人生の面白さは、そのために払った犠牲や危険と、かなり正確に比例している。冒険しないで面白い人生はない、と言ってもいい。
・・・人は最後の瞬間まで、その人らし日常性を保つのが最高なのである。
抜き書きだけでは文意が伝わりにくいのですが、世間の常識にとらわれず、自分独自の価値観でありのままの運命を受け入れる勇気を感じさせてくれるエッセイー集です。
投稿日 2012-12-09 22:03
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投稿日 2012-12-10 07:22
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投稿日 2012-12-10 09:24
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投稿日 2012-12-10 18:37
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