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神戸:ファルコンの散歩メモ

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今年の読書(105-2)『女王国の城』(下)有栖川有栖(創元推理文庫)

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今年の読書(105-2)『女王...
正直好きな文章ではなく、いつもより読書のペースが落ちましたが、何とか(下)巻を読み終えました。

(上)巻で殺人事件が起こり、(下)巻でも、続けて二人の<人類協会>の会員が殺害される事件が起こります。
推理小説ですので、細かいことは書けませんが、最後は英都大学推理研究会の江神部長の推理で、犯人を追求、11年前に起こった迷宮入りの密室自殺事件とも解決に至ります。

(上)巻を読み終えた <コメント>  でも書きましたが、不必要と感じる(知識の見せびらかし)的な台詞が多く、わたし好みの推理小説の構成ではありませんでした。
奇しくも文庫本のあとがきに、・・・私の書くものにありがちなのだが、前半は物語の展開がゆるやかだ。そのために上巻が<静の巻>、後半が<動の巻>といった趣になっている。上巻を読んで「動きが少ない」と不満を抱かれはしまいかと案じるが、どこで物語が弾けるか、<静の巻>にどれだけ伏線が貼られていたのか、最後までお読みいただいて、「なるほど」と納得していただけることを祈る・・・、と著者自ら書かれていました。

有栖川ファンとしては、この流れがいいのでしょうが、わたし的には「なるほど」という感想もなく、ただ読み疲れが残りました。
よほどのことがない限り、著者の作品からは遠ざかりそうです。
#エッセイ #コラム #本 #詩 #読書

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エメラルド
エメラルドさんからコメント
投稿日 2012-09-15 06:57

どうしても進まない本ってありますね。あっという間に読んでしまう文章のリズムって相性があるのでしょうか。

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ファルコン
ファルコンさんからコメント
投稿日 2012-09-15 16:34

文章に対して、合う合わないはあると思います。
言葉「リズム感や使用される単語など、気分がのらない要素は多く存在すると思いますが、これだけは仕方無いですね。 (苦笑)

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