今年の読書(89)『平台がおまちかね』大崎梢(創元推理文庫)
7月
16日
この『平台(ひらだい)がおまちかね』は、大学時代にアルバイトをしていた明林書房の営業マンとして入社した<井辻智紀>の、担当書店をめぐる奮闘記です。
著者自身が書店勤めの経歴の持ち主ですので、書店の裏側の様子がよく描写されており、本一冊をめぐる駆け引きがあますところなく楽しめました。
「平台」は、書店が一押しの書籍を並べる一番いい場所を指す言葉ですが、各出版社やポップ広告を作成する書店側の努力など、本好きとしては面白く読めました。
5話の話しがつまっていますが、第4話の『絵本の神様』は、とくに秀逸でした。
投稿日 2012-07-16 20:20
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投稿日 2012-07-17 05:24
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投稿日 2012-07-17 02:20
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投稿日 2012-07-17 14:30
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