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神戸:ファルコンの散歩メモ

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今年の読書(71)『夏光』乾ルカ(文春文庫)

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今年の読書(71)『夏光』乾ル...
著者は1970年札幌市に生まれ、短大卒業後、銀行員や官庁の臨時職員を経て、2006年に短篇『夏光(なつひかり)』で第86回オール讀物新人賞を受賞後、作家デビューされています。

この『夏光』は6篇の短篇から構成されいます。
初めて著者の作品を読みましたが、どのようなコメントを書こうかと悩んでしまいました。
内容がないという意味ではなく、どの短篇も素晴らしく、圧倒的な面白さと人間観察力の目線のつけ方に、言葉が出ません。

解説者の<香川ニ三郎>氏は、<”恐怖(ホラー)の女王” 降臨!>と、解説文の一行目に書かれています。
確かにジャンル的には「ホラー」的な要素が強いのですが、軽いノリでの使い方は控えたいレベルの高さの構成力です。

調べますと、この短篇集を含めてまだ5冊の著作しかないようですが、今後確実に頭角を現してくる作家だと感じました。
#エッセイ #コラム #本 #詩 #読書

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エメラルド
エメラルドさんからコメント
投稿日 2012-06-07 16:18

ホラーは読んだ後が怖いので、なかなか読まないジャンルです。怖くないですか?

ワオ!と言っているユーザー

ファルコン
ファルコンさんからコメント
投稿日 2012-06-08 08:26

お化けがでてきたり、血みどろの場面とかのホラーではありません。
今年の読書の中で、おすすめ<5冊>にはランク入りですよ、

ワオ!と言っているユーザー

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