今年の読書(47)『スナイパーズ・アイ』神永学(新潮文庫)
4月
9日
元刑事の<山縣>所長が主催する探偵事務所<ファミリー調査サービス>のスタッフとして、施設育ちの<真田省吾>、予知能力を持った<志乃>、男勝りの<公香>が中心メンバーとして活躍します。
銃器密売組織の男が逮捕護送中にライフルで暗殺され、調べてゆくうちに、5年前に起きた病院立てこもり事件で、犯人狙撃の命令が出なかったために、犯人の自爆で妻子を亡くした元SAT狙撃班の<鳥居>が浮かんできます。
殺人犯であろうとも狙撃の命令を出さない日本の警察に対して、考え方を改めさせる為に、<鳥居>は警視総監を拉致監禁してまで復讐に走るのですが・・・。
結末は、読まれる方の楽しみにしておきます。
テレビドラを見ているような感覚で、スピード感と映像感を感じさせてくれる小説でした。
投稿日 2012-04-10 21:18
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投稿日 2012-04-11 17:02
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投稿日 2012-04-12 00:06
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投稿日 2012-04-12 15:50
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