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ツナ缶レビュー zu-mix3.0

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  • ハッシュタグ「#スーパーpb」の検索結果35件

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■初めての方は、国産ツナ缶の面白いとこをつまみ食いできる #めずらしいツナ缶 がおすすめです。
ゴースト「ツナ缶にしき」にご用の方は、←からどうぞ。

 おしらせ
 ・zu-mix3.0自家通販でツナ缶解説本を手売りしています。クレカ対応。
 ツナ缶レビューに大ボリュームの解説を交えた「ツナ缶の本 The Unlimited」が人気です。

シックなラベルでおしゃれ 52&182缶 KOマートプレミアムセレクション まぐろ油漬 2種レビュー 

スレッド
KOmart Premium ...

KOmart Premium Selection まぐろ油漬ほぐし身・まぐろフレーク
びんながまぐろ綿実油漬けフレーク・高級品

KOmart Premium ...

KOmart Premium Selection まぐろ油漬ブロックタイプ・まぐろファンシー
びんながまぐろ綿実油漬けソリッド・高級品

白と紺で高級感のある プライベートブランドなビンナガ綿実油漬


 静岡ローカルスーパー、KOマートのプライベートブランドツナ缶。KOマートファインという高級スーパーを展開しており、それにあわせた高級感あるパッケージデザインをまとった。2種類とも同じビンナガマグロの綿実油漬で、違いは身のほぐし方と値段のみ。兄弟品ということで、まとめてレビューする。
 フレーク缶のほうは昔レビューしていた(No.58)。その時から見た目が大きく変わったものの、JANコードもレシピも変わっていないため58缶2回目と表記した。ファンシー缶は今回が初めて。
 
 OEM製造元が由比缶詰所で、製品スペックも由比缶詰所のホワイトシップと大差ない。
 KOマート、KOマートファインで販売されるほか、冷凍専用のフローズン草薙店でも販売されていた。どちらも2021.1製。
 

☆缶を開けたところ(フレーク)
 
 大きめのほぐし身が入っている。下味もしっかりついていて、加熱系の料理でも難なく立ち回れる。
 普及品のフレーク以上チャンク未満という絶妙なところをついていて、少ない量でツナの自己主張を出したいという考え方にぴったりだ。個人的に勧めたいのはチャーハンで、一缶をチャーハン4人前に入れても「ツナがある」という存在感を残すことができよう。もちろんサラダにかけてもかまわない。

 
 ☆缶を開けたところ(ソリッド)
 
 綺麗な年輪状のかたまりだ。下味の塩と魚の味がわかりやすい。
 ソリッドとフレークの価格差が少ないし、実売300円ちょっとというのは大手H社の同等品モデルの実売より安価で、買い足しの罪悪感がほとんどない。
 
 こちらはピザに乗せて焼いた。ツナの香味がプラスされておいしかった。
 
 

☆各種評価、スペック(フレーク)


・グレード ★★★★☆ 4.0
・価格   ★★★★☆ 4.2 #290円/個
・味覚評価 ★★★★☆ 4.2 #オーソドックスなビンナガ綿実油フレーク
・入手性  ★★☆☆☆ 2.0 #静岡県内のKOマート
・原産国  国産

内容量 90g
280kcal/缶 食塩相当量0.6g
原材料 びん長まぐろ(国産)、綿実サラダ油、食塩、/調味料(アミノ酸等)
JAN:41670972 製造固有記号AC1.
販売者 KOマート(静岡県榛原郡吉田町神戸1361-1)
製造者 (株)由比缶詰所(静岡市清水区由比429-1)
Tuna canning review No.58-2

☆各種評価、スペック(ソリッド)


・グレード ★★★★☆ 4.3
・価格   ★★★★☆ 4.4 #312円/個
・味覚評価 ★★★★☆ 4.5 #価格差小さいからこっちのほうがよさそう
・入手性  ★★☆☆☆ 2.0 #静岡県内のKOマート
・原産国  国産

固形量70g / 内容総量90g
255kcal/缶 食塩相当量0.6g
原材料 びん長まぐろ(国産)、綿実サラダ油、食塩、/調味料(アミノ酸等)
JAN:41670989 製造固有記号AC1
販売者 KOマート(静岡県榛原郡吉田町神戸1361-1)
製造者 (株)由比缶詰所(静岡市清水区由比429-1)
Tuna canning review No.182

☆ツナ缶スーパーリンク!

(No.143)由比缶詰所のソリッド缶

→OEMが同じで、見た目と中身が非常に似てるツナ缶。違いは、由比缶詰所のほうは製造から半年後の出荷って縛りがあるけどKOマートのほうはない?くらい?
#びんながまぐろ #スーパーpb #ソリッド #由比缶詰所 #綿実油漬

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180缶 はごろもフーズ CO-OP(CO-OPはごろも)シーチキンマイルド[にがり塩使用]の実食

スレッド
かつおフレークトップブランドの... かつおフレークトップブランドの「シーチキン・マイルド」を生協仕様でCO・OP化しました。 はごろもフーズ CO-OP(C...

はごろもフーズ CO-OP(CO-OPはごろも)


シーチキンマイルド[にがり塩使用]
かつお油漬けフレーク・普及品

 ※CO-OPライトツナ、はごろもシーチキンマイルドとは異なる製品です。

生協基準のシーチキンマイルド


 全国の生協で販売される普及品レンジのツナ缶その2。COOPはごろもシーチキンLフレークやCOOPライトツナフレークとの大きな違いは、魚種にある。こいつはカツオ。
 COOPがつかない一般的なシーチキンマイルド(70g・国産)とは、食塩とGMO表記の細かさで差別化されている。
 
 生協PBのライトツナフレーク群、COOPはごろもシーチキンLフレークと同じく、たいがいの全国生協に置いてある。前述のとおり、塩とGMO表記を除いて通常のシーチキンマイルドと緒元は同じなので、
 ・生協のツナ缶から選ぶとして
 ・カツオが好き or よりコストパフォーマンスを高めて
 ・シーチキンを名乗るものが良い
 という場合に選択肢となるだろう。勿論、値段だけで選んでも差し支えない。
 
 富士冷缶詰のOEMと明記されているほか、生協の情報ページでカツオ原産国が「日本等」という記述がある点が特徴か。リサイクルマークのロゴが省かれている。2020.11製。

☆缶を開けたところ



(撮影のため、中身を箸でほぐした)
 身は細かい。下味はシーチキンLやシーチキン(ホワイトミート)群より強く、たまねぎのような酸味を伴う。
 通常のシーチキンマイルド(70g・国産品)とくらべても、味の違いはほとんどない。この細かさに対する自己主張の強さを活かして、液汁絞ってツナマヨの種や、高菜飯に混ぜるのもありかもしれない。シーチキンL群より、揚げちくわ天に詰める具、豚肉を省いたチャーハンに適している。

☆各種評価


・グレード ★★☆☆☆ 2.5
・価格   ★★★☆☆ 2.5 #143円/缶(3缶429円)
・味覚評価 ★★★☆☆ 2.8 #驚くほど普通で無難
・入手性  ★★★★☆ 4.0 #全国の生協実店舗、一部の生協系宅配サービスなど
・原産国  国産

☆スペック
内容量 70g
210kcal/缶 食塩相当量0.5g たんぱく質13.2g
原材料 かつお[日本等]、大豆油(遺伝子組換え不分別)、食塩、たん白加水分解物
JAN:4902220312900(単品)/4902220312917(3連シュリンク・SP3) 製造固有番号/FZ +SO28
販売者 日本生活協同組合連合会(東京都渋谷区渋谷3-29-8) 製品ページ
製造者 株式会社富士冷(静岡県焼津市惣右衛門1281-2) #富士冷缶詰工場
Tuna canning Review No.180

■「ツナ缶スーパーリンク!!」



(No.115)シーチキンマイルド(キャノーラ油)

→こっちはギフト品。身の大きさに注目。同じ富士冷OEMのシーチキンマイルドではあるが、量販品とギフト品でカツオの細かさを分けている気がする。

(No.13)シーチキンNewマイルド

→同じシーチキンマイルドの名前を持つが、中身は月とすっぽん。それでもシーチキンNewLフレークやシーチキンLフレーク(N)に対するLフレーク(国産品)の落差と比べたらマシなほう。シーチキンマイルド系列のほうが(国産と輸入で)味と中身の落差が小さいように思う。

(No.172)COOPライトツナフレークまぐろ油漬(国産)

→生協で選べるツナ缶のひとつ。こちらはキハダ油漬だが、COOPはごろもシーチキン系列と値段はほぼ変わらない。よく似た見た目のタイ産もあるので、買う時は気を付けよう。

(No.08-6)令和最新版 シーチキンLフレーク70g

→水先案内記事。シーチキン系の記事への網羅を兼ねる。COOPはごろもシーチキンLフレークは……そのうち書くんじゃない?
#かつお #はごろもフーズ #スーパーpb #油漬

ワオ!と言っているユーザー

119缶 トップバリュベストプライス ライトフレーク(かつお油漬)(2021) フタ開けやすくて良心的なカツオ缶

スレッド
開けやすいアルミはくのフタを採...
開けやすいアルミはくのフタを採用!かつお原料使用。


トップバリュベストプライス ライトフレークかつお油漬フレーク
かつお油漬けフレーク・廉価品

(2021.5.3追記):2021年初めにトップバリュツナ缶がリニューアルして、旧トップバリュのフタが開けやすいライトフレークが値段そのままでトップバリュベストプライスに改称。悪名高かった旧トップバリュベストプライス(No.16)は「サラダに使いやすい ライトフレーク」となっている。調味液から野菜汁とたまねぎ粉末がオミットされているものの、味の評価点に変化はない。

良心的な方のライトフレーク


 トップバリュベストプライスで展開されるフタが開けやすいツナ缶三兄弟のうち、末弟に属するカツオ油漬缶。2017年ツナ缶ブログで取り上げたフタが開けやすいライトフレーク(No.63)のリニューアル品で、「フタが開けやすい」の副題がなくなっている。実は三兄弟の中で液汁の品質が良いという疑惑があり、本品のみ大豆油が”遺伝子組み換えでない”と示されている(まぐろ油漬とまぐろ水煮は遺伝子組み換え不選別)。
 フタが開けやすい系列共通の「つまみを斜めに引っ張るとつまみがちぎれてフタが開けられなくなる」というアキレス腱は本品にもあるので、注意して開けること。万が一ちぎれてしまったら缶切りやナイフで開けられる。
 同じブランドで似た名前のトップバリュベストプライス サラダに使いやすいライトフレークとは味が雲泥の差なので、特にこだわりがない限りフタが開けやすい本品をおすすめしたい。見分け方は、フタが真っ赤で「まっすぐ引く」と書いてあるのが本品である。
 
 なお、海外製造品なのでトップバリュの製造所固有記号検索システムでは工場が追跡できない。2019.9製造。

缶を開けたところ


 
 
 値段の割に大ぶりな身。魚が臭くない。油も(値段の割には)くどくない。
 シンプルなツナ缶に仕上がっていて、これだけを食べるならシーチキンNewマイルドを上回っているというのが筆者の所見だ。
 
 原材料のコストの制約をなんとかして味に反映させようとした努力は伝わる。少なくとも、これを毎日食べ続けても情緒不安定になることはないし、サラダに使いやすいヤツ(非推奨)に20円足すとこの味になるという点は評価できる。おねだん以上の味なのは保証しよう。
 
 廉価ツナ缶は修羅の道。それでも安心して食べられるような銘柄を読者が見つける道しるべとしてツナ缶ブログが役立つことを期待したい。
 

各種評価・スペック


・グレード ★★☆☆☆ 2.1
・価格   ★★☆☆☆ 1.9 #80.2円/缶(4缶321円)
・味覚評価 ★★★☆☆ 2.8 #同ライトツナフレークより好評価してる
・入手性  ★★★☆☆ 3.5 #イオン、マックスバリュ、一部ミニストップなど
・原産国  タイ

☆スペック
内容量 70g
186kcal/缶 タンパク質11.2g 食塩相当量0.8g
原材料 かつお、大豆油、食塩/調味料(アミノ酸)
(大豆油:遺伝子組み換えではありません)
JAN:4902121054336(単品)/4902121979363(4缶シュリンク) 製造固有記号A3I
輸入者 イオントップバリュ株式会社(千葉県千葉市美浜区中瀬1-4) 製品ページ
Tuna canning review No.119-2
(2018.10.17初版作成/2021.05.03ブランド改称にあわせ画像と解説差し替え)

■「ツナ缶スーパーリンク!!」



(No.25)マグロ油漬(旧パッケージ)

→及第点。多くの輸入ツナ缶と比べたら「まだ良い」方のまぐろ油漬。これと同価格で中身がひどいのは幾らでもある。今も中身はほぼ一緒のはず。

(No.63)カツオ油漬(旧パッケージ)

→良心的なほうのライトフレーク。これも、多くの輸入ツナ缶(カツオ)と比べたらまだ良い方。スペックは本記事のやつとほぼ同じ。

(No.16)サラダに使いやすいライトフレーク

→良心的じゃないほうのライトフレーク。単品で食べるには堪えない。見分け方は「フタが開けやすい」かどうか。

(No.107)いちまる 焼津の綱本カツオ

→本品の5倍高いするかつお油漬缶。同じかつお原材料なんて信じられます?
#かつお #スーパーPB #油漬

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X缶 ツルヤオリジナル・さば水煮 PB最速伝説のサバ缶

スレッド
国内産・生さば使用 化学調味料... 国内産・生さば使用 化学調味料不使用

ツルヤオリジナル さば水煮
さば水煮・普及品

門外不出、ツルヤの名作


 長野県のローカルスーパー、ツルヤ。同社の開発するPB製品がツルヤオリジナルで、ほうじ茶ティーバッグから長野県産りんごジュース、サバ缶に至るまで多くの商品を擁し、その多くが「スーパーPB」への印象を覆す品質の高さを誇る。固有のファンも多い。
 ツナ缶がないのは大変寂しい。
 2017年からのサバ缶ブーム以降各社がしのぎを削る中、コロナ禍真っ最中に一躍時の缶詰になったのが、このツルヤオリジナル・さば水煮。プライベートブランドならではの開発力と販路、「ツナ缶でいったら普及品」の100円ちょっとで強烈なプロダクトを送り出してきた。値段で競合するのがほとんど輸入廉価品になる。

これを基準に他の缶を考えてはいけない


 強烈な価格と強烈なクオリティによって「これを基準に他のサバ缶を考えてはいけない」と評されているし、筆者も同じ意見。
 筆者の入手価格は(普段よりちょっと安い)107円税込。定価は120円くらいだったと思う。通常100円ちょっとのサバ缶というと輸入品がほとんどなので、この価格帯で常に国産品というだけで大変貴重。
 スーパーPB品らしくネット通販は無い。闇ルート(正規ルートでない買い方)は推奨しない。都内からの最寄はツルヤ前橋南店で、長野まで行かなくても買えるようになった。
 都内からアクセスする場合、上野東京ライン(高崎線直通)でJR高崎駅に出て、東口から日本中央バス高崎駅~大胡駅線(本数注意)で公田町下車が妥当か。タクシー考えたほうが良さそう。
 
 ツルヤ上諏訪店で買った。甲府での接続を詰める為あずさ5号を挟み、静岡から4時間半で着いたことを覚えている。2020.1製。

☆缶を開けたところ





(上:レビュー写真撮影時に開けた個体 下:執筆時2021年4月に開けた個体)

 身が大きく、脂乗りが良い。やわらかい身と離れた身がバランスよく入っている。下味になる塩味が若干強く、ご飯との相性が良い。
 少なくとも100円ちょっとのサバ缶がしていて良い脂乗りではないだろう。300円相当のサバ缶に匹敵という言葉に偽りはなく、満足感が高い。普段使いにコレを開けると相当贅沢な気持ちになれる。

 味でいったら伊藤食品の旬鯖限定さば水煮ミヤカンのさば水煮に匹敵する。たしなむ目的でツナ缶と一緒に買ったのがこれらのサバ缶で、味をよく覚えていた。どちらも国産準高級品~高級レンジのサバ缶だから、いかにツルヤさば水煮が突出したプロダクトであるかがおわかりいただけるだろう。
 前節で示した通り、わざわざツルヤに行ってまで買って欲しい逸品だ。本品はもとより、さらにクオリティを挙げたツルヤプレミアムのさば水煮や、ツルヤオリジナルりんごジュースなど、「わざわざ行った」甲斐のあるプロダクトたちがあなたを待っている……行くときはマスク着用、咳エチケット、手洗い・消毒の励行など、感染症対策をお忘れなく。
 



 執筆日は、2021年4月1日午前11時半。つまり、エイプリルフール
 年に一度だけ、ツナ缶以外の缶詰を取り上げられる日。「ツナ缶」ブログは嘘になるが、サバ缶の味は本物だ

☆各種評価
・グレード ★★★★☆ 4.0
・価格   ★☆☆☆☆ 1.0 #107円/缶
・味覚評価 ★★★★☆ 4.4 #他の追随を許さない逸品
・入手性  ★☆☆☆☆ 0.9 #ツルヤ各店で買える、それ以外では買えない
・原産国  国産

☆スペック
内容量 150g
244kcal/缶 たんぱく質23.7g 食塩相当量1.5g
原材料 さば(国内産)、食塩、野菜エキスパウダー
JAN:05103980  製造固有記号XG
販売者 株式会社ツルヤ(長野県小諸市御幸町2丁目1-20)
製造所 田原缶詰株式会社(千葉県銚子市市橋本町1982-1)
Tuna canning review No.X20210401

☆参考資料(Webサイト)

・「サバ水煮缶マニアが語る「サバ水煮缶の特異点」 サバ水煮缶レビュアー・サバ子の一押し「高級&レア缶」4選」ねとらぼ サバ子 2020.9
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2009/17/news008.html

・「長野のローカルスーパー「ツルヤ」のPBが強すぎる!」ダイヤモンド・チェーンストア 雪元史章 2019.5
https://diamond-rm.net/store/32166/

・「「サバ水煮缶を好きになってもらえたらうれしいです」サバ子さんのサバ缶レビューがアツい」togetter 拙作 2020.8
https://togetter.com/li/1540092
#Xナンバー #スーパーPB #水煮

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172缶 生協(COOP)ライトツナフレーク[まぐろ油漬]赤い缶の実食

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大豆油と野菜エキスを使用した調... 大豆油と野菜エキスを使用した調味液で、まろやかな味に仕上げました。そのままはもちろん料理の素材としてもご利用いただけます。

生協(co-op) ライトツナフレーク[まぐろ油漬]
きはだまぐろ油漬けフレーク・普及品

 ※co-opはごろもとは異なる製品です。

生協的にはこれが普通のツナ缶


 全国の生協で販売される普及品レンジのツナ缶。生協という組織・販売店の特性から、他社のPBとはちょっと異なる出自を持っている。
 まぐろ油漬、まぐろ油漬(オイル控えめ)、まぐろ水煮の三種があり、本品はスタンダードな油漬缶。同組合の情報検索サイトである程度原材料のトレーサビリティを確保している。他のスーパーのPBよりは品質重視にしてある印象。
 最近OEM先を増やしつつある由比缶詰所が製造を引き受ける。


 どこの生協にも置いてある。
 トマトペーストなどで液汁の味を調えている。うまみ調味料(アミノ酸)不使用。 由比缶詰所がOEMを引き受ける。2019.3製。

☆缶を開けたところ



価格相応の身の細かさ。スペックのカロリーの低さが示すように、オーソドックスな油控えめの油漬缶という印象。
下味はシーチキンLフレーク程度に効いているため、そのまま食べても十分おいしい。ツナ缶を使った料理全てに普通程度の適正を出してくれる。

☆各種評価


・グレード ★★★☆☆ 3.0
・価格   【N/A】 #もらいもの
・味覚評価 ★★★☆☆ 3.0 #驚くほど普通
・入手性  ★★★★☆ 4.0 #全国の生協、生協ネットスーパー
・原産国  国産

☆スペック
内容量 70g
180kcal/缶 食塩相当量0.6g たんぱく質11.9g
原材料 きはだまぐろ、大豆油(遺伝子組換え不分別)、野菜エキス、食塩、トマトペースト/香辛料抽出物

JAN:4902220313167 製造固有番号なし
販売者 日本生活協同組合連合会(東京都渋谷区渋谷3-29-8) 製品ページ
製造者 株式会社由比缶詰所(静岡市清水区由比429-1)
Tuna canning Review No.172
#きはだまぐろ #スーパーpb #油漬 #由比缶詰所

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171缶 ローソンセレクト ライトフレークかつお油漬 シャレオツの実食

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かつおの油漬けフレーク。大豆油... かつおの油漬けフレーク。大豆油と野菜エキスを使用。美味しさを引き立てました。

ローソンセレクト ライトフレーク
かつお油漬けフレーク・廉価品

ローソン、ツナ缶をシャレオツに


 2020年春から自社プライベートブランド品のデザイン刷新を図ったローソン。冷凍食品や紙パックお茶、カレーなど区別が難しくなったことで波紋を呼んだことは記憶に新しいが、以前からPB扱いのあったツナ缶もリニューアルを受けている。
 これによって、シュリンクには丸皿にのったサラダとツナ、缶ラベルにはカツオのイラストがあしらわれることとなった。この価格帯で缶ラベルの写真を廃すのは珍しく、単品だけ見たらおしゃれなツナ缶に見えなくもない。
 
 せっかくなのでデザインに着目しよう。およそ輸入卸のNB、いなばライトフレークと同等のスペックを持ち、製造所固有記号も同製品に近い。なんとJANコード上7桁までいなば製品と同じ4901133を使っている。
 そのJANコードもシュリンクにだけ記載され、店舗でのバラ売りをしないと割り切ったことで缶ラベルデザインの自由度を大きく引き上げた。表面のデザイン部(一括表示や栄養成分、アレルギー表示などを除いた部分)は幅100mmに達し、余白を活かしたゆとりのある意匠を実現した。
 ローソンの中でツナ缶は(お茶や冷凍めんと違い)PBの種類が多いものではないため、当面の間はこのデザインのまま販売され続けるだろう。近所のローソンの棚で見かけると思う。2020.3製造。

缶を開けたところ



 身はやや大きい。口に含むとたまねぎの香りがして、噛むときちんと下味ついてるとわかる。味が濃く、生臭さは感じない。
 加熱、非加熱どちらの料理にも合うが、個人的には加熱系……チャーハンなど火力で押す料理に向いていると思う。
 
 ていねいな暮らしが好きな人には受けるのかもしれない。

各種評価・スペック


・グレード ★★☆☆☆ 2.0
・価格   ★★☆☆☆ 2.5 #107円/個
・味覚評価 ★★☆☆☆ 2.4 #廉価品としてみたらまあまあ、普及品としてみると微妙
・入手性  ★★★★★ 4.8 #多くのローソン
・原産国  タイ

☆スペック
内容量 80g
223kcal/缶 食塩相当量0.8g たんぱく質13.4g
原材料 かつお、大豆油、食塩、野菜エキス、/調味料(アミノ酸等)
JAN:4901133984624(3連シュリンク)/単品JANなし 製造固有番号Y2L T1
輸入者 いなば食品株式会社(静岡市清水由比北田114-1)
販売者 株式会社ローソン(東京都品川区大崎1-11-2) 製品ページ
Tuna canning Review No.171
#かつお #スーパーPB #油漬

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169袋 パルシステム・ツナフレーク油漬(パウチタイプ)の実食

スレッド
国産乾燥野菜のスープと菜種油(... 国産乾燥野菜のスープと菜種油(PB)を使用。液切り不要。コクがあるツナフレークです。

pal*system(パルシステム) ツナフレーク油漬(レトルトパウチ)
きはだまぐろ油漬けフレーク・普及品

隠れた高コスパのツナパウチ


 食材の宅配サービス、パルシステム専売のツナパウチ。缶詰タイプは油漬と水煮(塩抜き)の2点を過去に取り上げているが、同社のパウチを取り上げるのは初めて。初めてなので油漬からスタートしよう。
 油漬は缶詰・パウチともやや豪華で、油に菜種油、それもパルシステム自社ブランドの菜種油を採用している。
 
 他社の一般的な油漬製品よりカロリーと食塩相当量が低く、たんぱく質の比率が高い(55gで12.8g≒70g換算16.2g)ことが特長。ついでにいうとうまみ調味料も入ってない。
 これらの仕様から、高齢者・子どもの居る家族というパルシステムの組合員を念頭に入れて設計されたことがわかる。筆者のようなただのツナ缶おたくには無縁の製品に見えるが、その実カロリーとタンパク質の比が良いのは、パソコンに張り付いてチャートを眺める諸兄にも旨味がある。糖分と動物性たんぱく質は頭の回転に役立つとされている。
 缶詰タイプはいなばOEMと明記されていたが、パウチタイプの本品はOEMが明記されていない。2019.3製造。

☆缶を開けたところ



すんなり全量取り出せた。全体的にさっぱりしていて、下味の自己主張が少ない。
直接競合しうるのはSSKツナフレーク(No.137)か。向こうよりシンプルな味になっていて、味の濃い調味料と合わせるならこちらのほうが使いやすいと思う。そのまま食べるならあっち……かなあ。
 油の量はカロリーとしっとり感のトレードオフになりがち。自分の好みを見つけてほしい。

 ツナ袋の形式をとったことによって、さらに可用性が増したパルシステムのツナフレーク。「しっかり」が好きなら缶を、「さっぱり」が好きなら袋のほうが適性だろう。
 トレーサビリティが確立されており、この味でこの値段なら文句ない。やってることと中身の使い勝手を考えたら、実売価格の419円は非常に安いといえる。
 

☆各種評価


・グレード ★★★☆☆ 3.3
・価格   ★★☆☆☆ 2.5 #139円/袋(3連419円)
・味覚評価 ★★★☆☆ 3.3 #味覚評価とグレードの一致は期待を裏切らないツナの意
・入手性  ★☆☆☆☆ 0.8 #パルシステム限定
・原産国  国産

☆スペック
内容量 55g
88kcal/缶 食塩相当量0.1g たんぱく質12.8g
原材料 きはだまぐろ、菜種油(菜種は遺伝子組換えでない)、野菜スープ、食塩
JAN:4939434022448 製造固有番号PL
販売者 パルシステム生活協同組合連合会(東京都新宿区大久保2-2-6) 製品ページ
Tuna canning Review No.169


■「ツナ缶スーパーリンク!!」



(No.37)パルシステム ツナフレーク油漬(缶詰タイプ)

→きょうだいの油入り水煮。こっちは30年前から売ってるらしい。カロリーも控えめで、健康志向のしっかりした軸を持っている。どうしてこっちは油入り水煮で本品は油漬なのか? それはトップ・シークレットというやつだ。

(No.125)パルシステム ツナフレーク水煮塩抜き(缶詰タイプ)

→きょうだいの水煮(食塩不使用)。こっちは10年前から。塩抜き水煮のトレンドをいち早く拾っていた。

(No.137)SSK 液切りしないで使えるツナフレーク油漬

→【薄い本vol.5収録】値段と仕様で直接競合するツナ袋。味のディティールはこっちのほうが優れている。働き盛りを自称するならこっち?
#きはだまぐろ #スーパーpb #ツナ袋ツナパウチ #油漬

ワオ!と言っているユーザー

168缶 トップバリュ グリーンアイ・natural MSCライトフレークかつおオリーブオイル漬

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MSC認証かつおを使用しオリー... MSC認証かつおを使用しオリーブオイル漬です。

トップバリュ グリーンアイ・natural
ライトフレークかつおオリーブオイル漬
(環境に優しいMSC認証)
かつおオリーブオイル漬フレーク・廉価品

手堅くまとめた廉価オリーブオイル漬


 身は値段相応に細かいものの、カツオ特有の身の強さで食感をカバーしている。
 オリーブオイルの香味も乗っている。ほかのしょっぱい調味料と組み合わせると隠れた果実味が現れてくる。それでいて、他社オリーブオイル廉価品より香りの「ドギツさ」を引っ込めていて、消費者が想像するようなサラダなどつめたい料理に用いたとき善悪どちらの自己主張も強くならないよう調整してある。
 同じカツオ使用の「フタが開けやすいライトフレーク」とは、あたたかい料理や和食への適性、おねだん(この辺はフタが開けやすいライトフレークのが優位)で使い分けることになるだろう。
 
 廉価ツナ缶は修羅の道。オリーブオイル、カツオのMSCラベルの2点にフォーカスを絞ったことによって、オリーブオイルの香り以外のデメリットがない廉価ツナ缶を作り上げることができた。
 とくにシーチキンNewLフレーク(オリーブオイル)や宝幸オリーブオイルツナ(海外製)と直接競合するが、あの辺は香りが立っているし、マグロ使用なので、その辺で消費者の棲み分けが生まれるものと思う。

たのむから終売しないでくれよ……

グリーンアイナチュラル・ライトフレーク(MSC認証)の解説


 トップバリュツナ缶の新顔。2020年6月に発売され、全国のイオンに並んだ……のだが、なぜか静岡のイオンでは見つからず、山梨のフォロワーが送ってくれたものをレビューに使った。
 筆者的にこれが廉価ツナ缶の理想と思っている「ベストプライスでないライトフレーク(No.119)」より実売で20円ほど高いが、その分はオリーブオイルとMSC認証マークの付加価値ということにしたい。
 ・MSC認証:MSC-C54264
 ・Pacifical c.v.:PACIFICAL WILD TUNA
 の認証マークがついており、持続可能な漁業のためのサプライチェーン管理に賛同し、漁獲からツナ缶製造までのトレーサビリティを確立している……とのこと。
 なお、以前マルハニチロ・MSCライトツナフレーク野菜スープ漬(No.134)というMSCツナ缶が現れており、今後も付加価値の一つとして持続可能な漁業をテーマにしていく流れができるのかもしれない。

 本品は海外製造品なのでトップバリュの製造所固有記号検索システムでは工場が追跡できない。2020.5製造。

 

各種評価・スペック


・グレード ★★☆☆☆ 2.0
・価格   ★★☆☆☆ 2.2 #107円/缶(3缶321円)
・味覚評価 ★★★☆☆ 3.3 #つめたい料理に適
・入手性  ★★☆☆☆ 2.0 #全国のイオン ?
・原産国  タイ

☆スペック
内容量 70g
173kcal/缶 食塩相当量0.7g
原材料 かつお、オリーブオイル、食塩野菜エキス(大豆を含む)
(野菜エキスの大豆・ばれいしょ:遺伝子組み換えではありません)
JAN:4549414026023(単品)/4549414025569(3缶シュリンク) 製造固有記号3PRV6SN GK1280
輸入者 イオントップバリュ株式会社(千葉県千葉市美浜区中瀬1-4) 製品ページ
Tuna canning review No.168

・「トップバリュ グリーンアイナチュラルから「海のエコラベル」MSC認証取得のかつおを使ったツナ缶発売」[PDF] 2020.6.12
https://www.aeon.info/wp-content/uploads/news/pdf/2020/06/200612R_2_1.pdf

■「ツナ缶スーパーリンク!!」



(No.45)シーチキンNewLフレーク・オリーブオイル

→価格とオリーブオイルで競合。違いは果実味とマグロ。イオン以外のスーパーだとこっちのほうが優勢。

(No.119)フタが開けやすいほうのライトフレーク

→値段と汎用性のライトフレーク、ちょっとおいしいMSCライトフレークって形で共存してくれないかなあ。

(No.134)マルハMSCライトツナ

→MSC認証番号の若さに注目。本品は54264でマルハは51737。

(No.16)「ベストプライスの」ライトフレーク

→許されない。20円足してフタが開けやすい方食べよう?ね?
#かつお #オリーブオイル漬 #スーパーPB

ワオ!と言っているユーザー

167缶 ヤオコー Yes!Premium 一本釣りびん長鮪

スレッド
焼津漁港で水揚げされた一本釣り... 焼津漁港で水揚げされた一本釣りびん長まぐろのみを使用し、原料からしっかり品質を管理した国内パックのツナ缶です。

ヤオコー Yes!Premium 一本釣りびん長鮪
びんながまぐろ油漬けフレーク・準高級品


「普段使いの高級ツナ缶」として


 関東に展開するスーパー、ヤオコーの自社プライベートブランド「Yes!」。その中の高級品レンジを担うYes!Premiumにある黄土色のツナ缶がこれ。
 パッケージ上部に中身の写真(盛り付けてない)を載せているほか、同PBのまぐろ油漬缶から価格で差別化している。とはいえ3缶セット473円税込(1缶あたり157.6円)と、ほぼ普及品の価格で購入できる。
 廉価品に集中しがちなスーパーPBの中で異彩を放つ。

 油の使用量を少し減らすことで、1缶あたりのカロリーを200kcal以下に抑えた。製造は駒越食品が担当していて、バロー(中部地方のスーパー)の高級品レンジのツナ缶やオトスイ(旧:音代漁業)のホワイトミート製品とスペックが近い。
 2019.8製造。製造日(賞味期限から3年引く)が2022年秋以降のものは製造所固有記号が廃止されたが、その前は「OTS1」という記号を持っていて……お前……まさか……(記録はここで途切れている)
 

缶を開けたところ



 身が大きい。パッケージ詐欺をしていない実直さがうかがえる。シーチキンLフレークにくらべ少々薄味でさっぱり系、そのまま全量食べると飽きやすい。その反面、他の調味料や食材の味と足並みをそろえやすい。
 オーソドックスなツナ缶だが、その中で和風系の調味料や料理(すまし汁が真っ先に思いついた)と相性がよく、マヨネーズはお互いの味の特長を打ち消し合ってしまう。サラダにするなら胡麻ドレッシングでいこう。
 
 実売価格と味のバランスが非常によく、関東地方の実店舗で買える「ちょっといい感じのツナ缶」として優秀。
 見た目の高級感や希少性で由比缶詰所やモンマルシェに及ばないものの、日常生活の中で背伸びしたい気分の時に予算と味がピッタリのツナ缶と思う。
 
 定価は3缶473円だが、たまに3缶321円(298円税抜)で安売りされるときがあるので、その時はきちんとスナイプしておこう。ビンナガ油漬缶が100円台で購入できるのは凶悪なコストパフォーマンス……関係者は口をそろえる。

☆各種評価
・グレード ★★★★☆ 3.9
・価格   ★★☆☆☆ 3.5 #157円/缶(3缶473円)
・味覚評価 ★★★★☆ 4.0 #比較的さっぱりとした
・入手性  ★★☆☆☆ 2.0 #ヤオコー限定
・原産国  国産

☆スペック
内容量 80g
196kcal/缶 たんぱく質14.0g 食塩相当量0.6g
原材料 びんながまぐろ(国産)、大豆油、野菜スープ、食塩、調味料(アミノ酸)
JAN:4937768092991(3連:4937768092984) 製造固有記号OTS1
販売者 株式会社ヤオコー(埼玉県川越市新宿町1-10-1)
製造所 駒越食品株式会社(静岡県静岡市清水区駒越東町10-8)
Tuna canning review No.167

おしらせ



GWのエアコミケ(C98)あわせでツナ缶同人誌の新刊を作りました
vol.6となる今回はキハダマグロと九州に主眼をおいたツナ缶本です

ブログ上部記載のBOOTH自家通販や、メロンブックスで予約受付中 よしなに
【BOOTH】https://zumix.booth.pm/items/1966651
【メロン】https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=656249

■「ツナ缶スーパーリンク!!」



(No.58)KOマートのまぐろフレーク

→静岡ローカルの高級スーパーPBで、びんながの「綿実油」漬け。おねだんは倍くらい。

(No.119)トップバリュ(ベストプライスつかないほう)のかつおフレーク

→普段使いに寄せて値段を下げる。おねだん重点ならYes!の輸入ツナ缶よりトップバリュのがおいしいと思う。

(No.104)CGCのライトツナ水煮

→実はこれが日本一売れてるツナ水煮缶。日本一売れてるスーパーPBツナ缶でもある。
#びんながまぐろ #スーパーpb #油漬 #駒越食品

ワオ!と言っているユーザー

144缶目 西日本限定のツナ缶・グリーンコープかつおフレーク

スレッド
国内水揚げの鮮度の良いかつお使... 国内水揚げの鮮度の良いかつお使用。

グリーンコープ かつおフレーク[野菜スープ調理]
かつお水煮フレーク・普及品

西日本のグリーンコープで買える(はずの)水煮


 グリーンコープは、西日本の生協グループのひとつ。名前で調べても先に宅配が出てくるし、(19年7月現在)本品のレビューはwebに存在しない。
 とりあえず東日本の(実店舗がある)生協と同じような扱いだろう。本品はTwitterフォロワーからの頂き物であり、普及品レンジであることから製品について深くは掘り下げない。
 
 製品の出自やスペックはパルシステムの水煮缶(No.125)に近い。製品ページに放射能検査情報と原材料産地が示されている。また、グリーンコープの海水塩なぎさを使用していることが表示されている。ちょっと塩のグレードが高い。カツオは中西部太平洋沖で漁獲され、いなばがOEMを引き受ける。
 グリーンコープ宅配のほか、恐らくグリーンコープ実店舗で購入できるだろう。2019.1製造。

☆缶を開けたところ



 身は細かい。かつお節の効いた独特の下味がする。塩味も(塩入り水煮缶の中では)強い。ツナ単体の味は盟主いなばのライトフレークオイル無添加(No.38)よりも充実している。
 この下味の強さを活かしてツナサラダにしても良いし、油漬缶のリプレイスに使っても他の水煮・塩抜き水煮缶よりは良いだろう。お茶漬けに入れても専門店っぽい雰囲気を出せる。
 
 ……一般論として、廉価品~普及品レンジなら同じ値段のマグロ使用ツナ缶より、カツオ使用ツナ缶のほうが製品の完成度が高い。(マグロより魚価が安い分)野菜スープ/エキスや他の部分にコストをかけられるのが理由だ。廉価ツナ缶でカツオ油漬を推す理由もここにある。ただし安すぎる輸入品についてはカツオ以外に選べないが……
 1缶あたり120~150円以上出せるなら特に何も考えずマグロ使用ツナ缶で問題ない。だが、(本ブログを読み漁る読者でもない限り)一般消費者が使うツナ缶は80~110円台に集中している。「それなら」カツオ使用ツナ缶のほうが満足度を高められるはずだ。出血大セールでシーチキンLフレーク・シーチキンフレークの国産品が特売になってる場合を除いては。

☆各種評価


・グレード ★★☆☆ 2.6
・価格   【N/A】 #もらいもの
・味覚評価 ★★★☆☆ 3.9 #光のカツオ水煮
・入手性  ★☆☆☆☆ 0.9 #グリーンコープ実店舗
・原産国  国産

☆スペック
内容量 70g
49kcal/缶 食塩相当量0.4g たんぱく質11.8g
原材料 かつお、野菜スープ(たまねぎ、にんじん、キャベツ)、かつお節エキス、食塩
(アレルギーは義務表示、推奨表示対象全てを調査、うち、卵・乳・小麦・そば・落花生・えび・かにはコンタミも調査、いずれも該当ありません)
JAN:4902226415865 製造固有番号なし
販売者 生活協同組合連合会グリーンコープ連合(福岡市博多区駅前1-5-1) 製品ページ
製造者 いなば食品株式会社(静岡市清水由比北田114-1)
Tuna canning Review No.144

■「ツナ缶スーパーリンク!!」



(No.125)パルシステムの水煮(食塩無添加)

→同じ生協系列のツナ缶。雰囲気は似てる。塩入り/塩抜きという点で微妙に違うし、こっちはマグロ。

(No.38)いなばライトフレークオイル無添加(食塩無添加でない)

→スペックがよく似ていて、製造元が同じNB(ナショナルブランド)のツナ缶。フタを開ければ及第点のツナ缶。みんなカツオ使用ツナ缶だからって避けすぎじゃない? 廉価品~普及品レンジなら同じ値段のマグロ使用ツナ缶より魚価が安い分他の部分にコスト割けるっていうのに。
#いなば食品 #かつお #スーパーPB #水煮

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