『アカルイミライ』・『LOFT』など兵庫県神戸市出身の<黒沢清>監督が、東京のごく普通の家庭の崩壊と再生を描いた『トウキョウソナタ』が、2008年9月27日より公開されます。
小学6年生の次男「健二」は父に反対されているピアノをこっそり習っています。しかし父親はリストラされたことを家族に打ち明けられずにおり、兄は米軍に入隊しようとしているなど、やがて家族全員に秘密があることが明らかになっていきます。
父「佐々木竜平」に<香川照之>、母「恵」に<小泉今日子>、長男「貴」に<小柳友>、次男「健二」に<井之脇海>が扮しています。
2008年の第61回カンヌ映画祭では、ある視点部門審査員賞を受賞した作品です。
反則ではないでしょうが、ブログランキング上位の入賞者に賞品が出るという頃、あるホームページにリンクさせて頂きました。
神戸のブロガーさんたちが集まるページで、400余名の神戸のブロガーさんが登録されています。
もちろん、登録していない一般の方々もこのページにアクセスすれば、多くの神戸の情報が閲覧できるというシステムになっています。
久方ぶりに、連休という時間の余裕もあり、ページを開いて驚きました。
アクセスランキング1位から10位まですべてグルメコメントばかりの状況でした。
んんー、飲食店受難の時代といううか、それほどまでにグルメ情報の力は強いのかと驚きました。
ありがたいことに上位にわたしのコメントがランクされていますが、どれも今の情報ではなくて思い出話。
おそらくタイトルに引かれてアクセスされたのだと思います。
トリビアなコメントでは、人気が出ないようですが、毎食外食をしてまでのネタ作りはどうなんでしょうかね。
果物の「ストロベリー」は甘くておいしいのですが、本書の意味する所は読後に(赤い色=血)だとの認識がじんわりと心に響いてきます。
警視庁捜査一課の<姫川玲子>警部補は29歳、第十係の主任を務め4名の部下がいます。
非番のときに、ビニ-ルシートに包まれた惨殺死体が発見され、姫川班が駆り出され捜査を進めていきますが、死体の状況と周辺環境を見て、単なる単独の殺人事件ではないことに<姫川>は気付き、溜池をさらうとビニールシートに包まれた新たな死体を発見します。
同じ手口で殺された二人の関係が見つけられないなか、捜査線上に「ストロベリーナイト」というタイトルの殺人ショウがネット上に流れていることを、部下の<大塚>巡査は突き止めますが、情報屋に投稿者の身元調査を依頼した彼は、何者かに撃たれて殉職、事件は一気にクライマックスへと上りつめていきます。
<姫川>は17歳の夏に連続暴行魔に襲われた過去を持ち、その時の経験から警察官を目指したエピソードを文中に織り込みながら、登場する脇役の刑事たちも個性的で、今後の展開が楽しみなシリーズになりそうです。
< 左側が「ナミアゲハ」の幼虫 右側が「クロアゲハ」の幼虫 >
アゲハに葉を食べ尽くされ、なかなか大きくならない我が家の「ユズ(柚子)」の木。
今年の夏も、【クロアゲハ】の幼虫が多く育ちました。
台風13号も過ぎ去り、朝の庭木の水撒きでまたまた見つけた【ナミアゲハ】と【クロアゲハ】の幼虫、しかも今回は珍しく、2匹が仲良く育っているようで、3齢幼虫の段階です。
捕食されないように鳥のフンに似せてはいますが、さて無事に2匹そろって<蛹>になるまで成長するのか、朝の楽しみがまた増えました。
範疇的には「ホラー小説」になると思いますが、どれもおぞましい恐怖感を感じさせる内容ではなく、「優霊物語(ジェントル・ゴースト・ストーリー)」と言わしめる世界が楽しめました。
本書には、昔から伝わる怪談話を伯母から聞かされた物語『赤い絆』、著者自らの体験にもとづいた『虫篝(むしかがり)』など7篇が納められており、どれも日本特有の神秘性と妖怪な世界で起こる出来事が展開しています。
<上田秋声>の『雨月物語』や<柳田国男>の『遠野物語』などの延長として、現代の怪談小説に一石を投げる短篇集です。
知らない標識の意味、分かりましたのでお知らせいたします。
その後、色々と呑み仲間に聞きまくり、ようやく判明いたしました。
灯台もと暗しといいますが、お膝元の湊川公園にあり、今まで気がつかなかったのがお恥ずかしい話です。
そういえば、西灘のマンションもこの標識の横にステンレスの物体が建っていました。歩道にありましたので、てっきりモニュメントかと思い込んでしまい、標識のマークと結びつきませんでした。また結びつくようなマークでもないような気がしています。
左側の写真に3種類のステンレスパイプで出来た器具がありますが、分からなかった標識のマークはぶら下がり用、あとは足を持ち上げて、L型に足を伸ばし腹筋を鍛える為の器具のようです。
3種類固めて置いてあると理解出来ましたが、望遠鏡を覗くような姿勢からは、ぶら下がり用器具の説明とは想像も出来ませんでした。
デザインが悪いのか、説明が足りないのか、理解出来ないわたしが悪いのか、しばし考え込んでしまいました。
写真は、神戸市内にある某女子大学の玄関脇です。
10年ほど前から、猫よけに効くという噂で植え込みなどで目立つようになりました。
効果がないのは判明しているにも関わらず、いまだ町中にて多く見かける代物です。
今年のような猛暑では、水がレンズの役目を果たし、火災の原因ともなるようで、実際に何軒かのボヤ騒ぎも起こっています。
最高学府の大学構内で、このようにペットボトルを並べているという感性は、いかがなものかと気になります。
主人公は大学受験に失敗した「武家茶道坂東巴流」の第11代目になるべく、長男<友衛遊馬(あすま)>18歳です。
予備校をさぼり運転免許証を取得、大学受験の日はバンド仲間とコンサートに行っていたのが親にばれ、比叡山に研修させられるのを契機に家を飛び出します。
夏休みということもあり、バンド仲間の<高田翠>が実家のある京都まで帰省するのに便乗、居候生活を始めるのですが<翠>の家には嫌っていた宗家巴流の流れをくむ祖母<志乃>がいました。
お茶菓子作りが得意な<不穏>和尚、高校教師ながら公家装束姿の好きな<今出川幸麿>、不動産屋の<翠>の幼馴染<哲也>、そして畳職人の<翠>の父など多彩な脇役が登場、「自分らしく生きよう」と模索する青春物語です。
現金化しようと持ち出した<徳川慶喜>の茶杓でしたが、偶然に京都に来ていた門弟の<カンナ>に捕まり、もう一本<宮本武蔵>の茶杓がなくなっていることを知らされ、謎を残したまま下巻へと続きます。
以前に、元町商店街の南に位置する乙仲通の変電所を取り上げました。
若者が集まる地域を意識してか、モダンな外観の変電所として化粧されていました。
この写真の変電所は、兵庫区上沢通にあります「会陽変電所」です。
敷地入口の扉は目隠し板で覆われ、植え込みも高さがありますので、ほとんどの歩行者は何も目にすることもなく、この前を通り過ぎて行きます。
別の角度からチラリと見えた建物に違和感を覚え、鍵穴用の10センチ角の隙間から中をのぞいて驚きました。
右側の鉄扉3か所以外は、すべてペンキで書かれたダミーの窓です。
写真は、その隙間から写しましたが、笑いましたね。
おそらく、殺風景な外観を少しでも見栄え良くと考えペイントされたのでしょうが、あまりにもおかしいので、入口の扉が目隠しされたのではないのかなと、深読みしております。
当ブログでもお馴染みのMSHIBATAさんの姉妹ブログで、スタンド「ガラコ」が閉店との記事を拝見いたしました。
BGMやカラオケもなく、年代物の冷蔵庫と黒電話がカウンターの端にある、まさしく昭和の匂いのするスタンドでした。
閉店の知らせで思い出したのが、サンプラザ地にある洋酒喫茶【どん底】というお店です。
三宮地区の再開発で、以前は地上にて営業されていました。50歳以上の方は、学生時代に一度は行かれたことのあるお店ではないでしょうか。
非常に気難しいママさんですが、そのあたりのさじ加減が分かる人には、安くていいスタンドバーでした。
ママさんも80半ばで、毎日顔出しされることはなく、水曜日位に出てきていると居酒屋で会った常連客から聞いておりましたので、行ってきました。
お昼間喫茶店として貸している方が夕方からの営業も引き継がれているのですが、雰囲気が違いますね。
写真の奥がカウンター席ですが、反対側のテーブル席に案内されてしまいました。
店の扉を開けますと、端から保険会社のTさん、高校の先生K女史、薬局のMちゃん、警備会社のYさん、そしてわたしと常連客の座る席が決まっていました。
写真の左手には、ジュークボックスがあるんですが、写真立て置き場みたいのようで、ガッカリです。神戸でも、ジュークボックスが置いてある店は、ここぐらいではないでしょうか。
昔なじみも顔出しする様子もなく、仕方なく帰ろうと思い、ビール中瓶とおかきですので、600円ほどの小銭を用意していたんですが、お勘定は945円。「ギョッ!」としたんですが、何も言わずに千円札を出しました。
若い頃からの思い出多いお店ですが、残念がらもう顔出しすることのないお店になりそうです。
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