ファルコン昆虫記(1069)冬越し明け【ツヤアオカメムシ】(7)
2月
15日
ここ二・三日気温が全国的に高く、昨日の神戸は「16.0度」でしたが、朝6時の気温が「11.0ド」と高く本日も同程度の気温になりそうで、早くもカメムシ目(半翅目) カメムシ亜目 カメムシ科 ツヤアオカメムシ属に属する【ツヤアオカメムシ】が、冬越しからお目覚めのようで活動を始めたようです。ちなみに国内に生息するツヤアオカメムシ属は本種のみです。
冬越しをしてから、これから繁殖地となる山に飛んでいき、交尾・産卵をしてから寿命をむかえます。幼虫期ではスギ・ヒノキの球果を餌とし、夏頃にはなくなってしまいますで、エサを求めて今度はミカン、カキ、モモ、ビワなどの汁を吸い始めるので害虫とされています。
集合フェロモンを出して群れる性質がありますので、昨年は、大量発生した「カメムシ」が多く目撃されたようですが、今年も大量発生しそうな兆しでしょうか。