第51回アニー賞・作品賞@『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』
2月
19日
日本時間2月18日、アニメーション作品を対象とした「第51回アニー賞」がに発表され、スタジオジブリ作品『君たちはどう生きるか』がキャラクターアニメーション賞(長編)と絵コンテ賞(長編)を受賞。『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』が長編アニメーション作品賞を含む7冠を獲得しています。
『君たちはどう生きるか』は、<宮﨑駿>による長編アニメーション映画で、第2次世界大戦下の日本、母を火事で亡くした少年が不気味な青サギに導かれ、生と死が入り交じる世界を訪れるさまが描かれています。英題は『The Boy and the Heron』で、英語版では<クリスチャン・ベール>、<デイヴ・バウティスタ>、<ジェンマ・チャン>、<ウィレム・デフォー>らが声優として声を当てています。
『スパイダーマン:スパイダーバース』の続編にあたる『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』は、マルチバースを自由に行き来できるようになった世界を舞台とした物語で、長編アニメーション作品賞のほか、アニメーション効果賞(長編)、キャラクターデザイン賞(長編)、監督賞(長編)などに輝き、最多受賞作品となりました。
なお、<白砂由佳>がNetflixシリーズ『BLUE EYE SAMURAI/ブルーアイ・サムライ』で編集賞(テレビ / メディア)を受賞。同作は6冠を達成しています。
なお日本からは<新海誠>監督作『すずめの戸締まり』が長編アニメーション作品賞、アニメーション効果賞(長編)、キャラクターアニメーション賞(長編)など7部門でノミネートされていました。また『君たちはどう生きるか』で音楽賞(長編)にノミネートされていた<久石譲>は、生涯またはキャリアにおける貢献に対して贈られるウィンザー・マッケイ賞を獲得しています。