連日熱帯夜が続き、ジトジトする時期には、ガツンとしたラーメンが食べたくなります。
神戸のラーメンといえば、「第一旭」「もっこす」「ラーメン太郎」が御三家でしょうか。
私好みでは、「もっこす」が好きなのですが、昔に比べてガツンさがなくなりました。客側の好みに合わせてなのか、ギトギトギラギラのスープが単純な味になってしまっています。
某中華料理店のテーブルには、調味料が置いてありません。この店の味はこれなんだいう店主の意気込みが感じられ、好感が持てます。
ラーメン専門店として、「これがうちの味だ」との方針がいいのか、客の好みに合わせて、「スープ、油抜き」「麺、硬め」「チャシュウ、赤身」「ネギ抜き」等、客側のそれぞれの注文を聞くのがいいのか、さてお店の対応としてはどちらが好ましいのでしょうか。
中華料理店のラーメンに、注文を付けている客を見たことがありません。
客側の勝手な注文がいいのかどうか、複雑な気持ちです。
とある住宅の郵便ポストに、「ご苦労様です」と書かれたプレートが貼られていました。
あまり見かけないプレートだと思いながら、小さな心遣いに感心したのですが、配達する方もいつも同じ言葉ではあまり嬉しくないかもしれません。
手間でしょうが、「雨の中ありがとう」とか「暑いですね」など、手書きで表示が変わればいいのになぁ〜と思いながら通り過ぎました。
西宮に出かけた際、待ち合わせの時間より早く着き、ブラリと周辺を散歩しておりました。
与古道公園という所に写真の彫刻が置かれてありました。
上部の丸い部分から水が流れるようになっています。
白御影の彫刻ですが、円弧の溝の部分が本磨き、その他の部分は荒削り仕上げの状態です。
本磨きの部分は、水がすぐに流れ落ちると思いますが、荒削りの部分は流れにくいので、水のサビが残っているのだと思えました。
とてもいい塩梅のバランスで、2色が対比しています。
設置された当初を知りませんので、はじめからこの色なのか、私の推測通り長年に渡る水のサビの影響で、2色に変化したのかが気になって仕方ありません。
自然と変色したのであれば、作者の意図と違った作品になっていることになりますが、面白い風合いが出ていて楽しめました。
神戸ハーバーランドの総合インフォメーションセンターに、無料貸出しの車いすがありますが、使われることなくいつも置かれたままです。
神戸市内に5か所、貸出しの窓口があり、借りた場所以外の窓口でも返却は可能とのことですが、市内でこの車いすを見かけたことはありません。
本来車いすの方は、自分専用のモノがあるでしょうから、ここで借りる方の対象者の姿が見えてきません。
歩く事に支障がある人が対象なら、最寄駅からも距離のある設置場所まで歩かせるというのも、疑問です。
置いてあるというだけのサービスで、ユニバーサル都市宣言などしてほしくないと、この車いすを眺めるたびに感じています。
街中を歩いていますと、多くの無料情報誌があることに驚かされます。
駅などのラックには、サービスクーポン付きのグルメ紙や、流行スポットの紹介紙などがあふれていて、改めて情報量の多さにあきれてしまいます。
今回、創刊準備号と銘打った『神戸美少女図鑑』というA5版の冊子が目につきました。この10月からの発刊のようです。
・・・美少女図鑑とは「地方都市に美少女を増やそう」という宣言のもとに創られる、その街のリアルな写真集です・・・、と巻頭に書かれているのですが、神戸も地方都市なのかとしばし思案。
内容はその地元の女の子の写真集のようですが、モデルさんをカットした美容院や着ている洋服を販売しているブティックの宣伝冊子のようです。
新潟を皮切りに全国30都市で無料配布されているようですので、興味を持たれた方は、また探されたらと思います。
新開地のはずれにあり、昔よく通ってました、ごはんや【かねまさ】が閉店しておりました。
朝早くから、お酒やビールも飲める便利な大衆食堂でした。
店舗を改装するまでは、よく食べに行きました。
改装費用の回収も大事でしょうが、価格が値上がりしてからは、さすがに足が遠のきました。
2,3品のおかずを選んで千円を超えるようでは、お店の立地条件からして、客が来なくなるのは目に見えていました。
何品かのお皿をパット見て、「「920円」とか「1030円」とか瞬時に計算する離れ技の看板おネイサンがいたのが、懐かしく思い出されます。
息子さんが後を継がれていたはずですが、ここにも経済不況の影響が出ているんでしょうか、大衆食堂が無くなるのは残念なことです。
一日が暮れた後、賑やかに呑みたい気分のときには、酒呑み仲間が誰かいるだろうというあのお店、一人静かに考え込むにはこのお店と、使い分けながら呑んでいます。
一人静かに呑みたい時に訪れるこのお店、いつも角のカウンターが私の定位置です。
黙って周りの客の会話を耳にしながら、静かにコップを傾けているのが似合う居酒屋さん。
お客として呑んでいても、カウンター中のおネイサン方も余分な愛想をしない雰囲気が、気に入っています。
今回も、女将さんからメロンの差し入れを頂きました。
こんな時、お皿を置かれる女将さんも無言ですが、「ありがとう」の言葉に、笑顔だけが帰ってきます。
今日2日は半夏生の日です。
関西では、この日に「タコ」を食べる所がありますが、やはり夏バテ防止のためでしょうか。
体力をつけようと神戸そごうの地下にあります「大井肉店」さんのイートインコーナーに寄ってみました。
地下街の食料品コーナーの一角にあり、「こんなところで?」という感じはありますが、さすが神戸の老舗の高級肉屋さんです。行列が途切れることはありません。
カウンター7席だけの小さなお店です。並んでいる列の方々の目線を背中に感じながら頂くことになるのですが、値段と味に引き寄せられるのか、皆さん黙々と食べ、そして黙って並んで待っています。
本店のA級グルメを手軽に味わえ、リッチな気分になれる、いいお店だと思います。
『植物図鑑』という表題ですが、植物の図鑑ではありませんが、植物好きの人にはたまらない知識が詰まり、表・裏表紙には、各種の野草たちのカラー写真がきれいに並べられ、10章はどれも野草たちを中心に物語は進みます。
主人公の<河原さやか>は26歳のOL、勤め帰りにマンションの入り口で行き倒れの男<樹(いつき)>と遭遇、家で介抱した縁で同居生活が始まります。
<樹>は料理もうまく家事もそつなくこなし、<さやか>はいつしか恋心をだくようになりますが、彼はそんなそぶりを見せない態度で共同生活が続きます。
<樹>は植物の知識が豊富で、週末は<さやか>と連れ立って<ワラビ>や<イタドリ>・<フキ>などを採集、素朴な素材を用いて山菜料理を楽しむ生活が続いていましたが、ある日突然彼がいなくなってしまいます。
<さやか>は失恋のままで終わるのかと読者に疑問を投げかけますが、素敵なエンディングで物語は閉じられ、ほのぼのとさせられる構成でした。
7月1日は、「建築士の日」として、日本建築士会連合会が1987(昭和62)年に制定した日です。建築士の質と地位の向上を目指すとのことでした。
所属しております私自身も「そんな日があったなぁ〜」という程度の認識ですから、一般の方々には、馴染みもない日だと思います。
1950(昭和25)年に制定されました「建築士法」も、大幅な改正が昨年末に行われ、今年は新制度でのスタートが始まっています。
姉歯元建築士の構造偽装問題も、枝葉まで飛び火した感じで、一連の法改正は、「改悪」といっても過言ではないでしょう。
永田町の机上論での改正が、巡り巡って一般消費者に悪影響を及ぼしていることを、どうして連合会として声高に叫ばないのか、ここに今の建築業界の縮図が垣間見えてしまいます。
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