『フィリピンパブ嬢の社会学』@<白羽弥仁>監督
2月
14日
筆者の実体験を基につづられた新書『フィリピンパブ嬢の社会学』(2017年・新潮新書・著者:中島弘象)を映画化し、日本で働く外国人女性労働者の実態をリアルに描いた『フィリピンパブ嬢の社会学』が、2024年1月17日より公開されます。
フィリピンパブを研究対象にしている大学院生「中島翔太」は、パブで出会ったフィリピン人女性「ミカ」と交際することになります。「ミカ」は月給6万円で休みは月2回だけという過酷な環境で働かされており、偽装結婚までしていました。そんな状況に負けることなく「ミカ」は前向きに働き続け、フィリピンの両親のもとに「翔太」を連れて行きます。「ミカ」を大切に思う気持ちを次第に強めていった「翔太」は、彼女に頼まれてヤクザのもとへ乗り込むことになります。
『奇跡』の<前田航基>が主人公「翔太」、本作が女優デビュー作となる<一宮レイゼル>が「ミカ」を演じ、<津田寛治>、<近藤芳正>、<田中美里>が共演、監督は『能登の花ヨメ』(2008年)・『あしやのきゅうしょく』の<白羽弥仁>が務めています。