前作の 『珈琲店タレーランの事件簿』 に続くシリーズ2作目です。
主人公は24歳のバリスタ<切間美星>で、コーヒーミルをカリカリと回しながら事件の概略を訊き、持ち前の名推理で「この謎、たいへんよく挽けました」の決まり文句で解決していきます。
今回は、東京の美術大学の学生である妹<切間美空>が、夏休みを利用して姉が働く京都に観光旅行と称して出向いてきますが、その裏側には<美空>のある計らいがありました。
外見も性格も正反対の<美星>と<美空>ですが、二人の家庭環境と<美星>の心の傷がわかる構成を主軸に据え、ふたりの関係のおもわぬどんでん返しには、著者の企みのうまさに思わず唸ってしまいました。
本書も、「タレーラン」に持ち込まれる日常の謎を解く<美星>の推理が楽しめる一冊でした。
今宵も 「スペイン風ガーリックトースト鰯の酢漬け」 で瓶ビールをおいしくいただきましたが、【しゅう】での最後の〆として<大将>特製の「純豆腐鍋(スンドゥブチゲ)」(350円)は、外せない一品です。
前回は、特別バージョンとして<大将>が気を利かせて、「納豆」入りを作ってくれました。
飛び上るほど辛くはありませんが、<大将>手作りのコクのある奥深いスープの味は、病み付きになる完成度です。
暑いときには、あっさりとした「鰯の酢漬け」類が肴としておいしくいただけます。
新鮮な鰯は大好物で、【しゅう】では 「イワシ刺し(酢〆)」 や 「イワシの白ワイン酢漬け」 を食べてきていますが、今宵のメニューに「スペイン風ガーリックトーストイワシの酢漬け」(250円)がありましたので、迷わずに注文です。
フランスパンのガーリックトーストに、玉ねぎと鰯がのせられ、レモンが添えられています。
かぶりつきますとバリッとしたパンの感触と共に<にんにく>の香りが鼻孔をくすぐり、ちょうどいい締め具合いの酢の味わいで、おいしくいただきました。
2015年6月22日(月)に全国発売されています<日清食品>の【特濃ベジ豚骨】ですが、20円引きにより(278円:ファミリーマート)で購入してきました。
八角形の容器にかやく<キャベツ・人参・ニラ>と<厚切焼豚>を入れて、熱湯で5分待ち、封を開けてまずは「粉末スープ」を溶き入れ、「調味オイル」を入れました。
お湯の透明感から、「粉末スープ」と「調味オイル」をよく混ぜ合わせますと、どろっとした濃厚な豚骨醤油スープに変身、味のいい麺と良く絡み、とてもインスタントと思えない味わいが楽しめました。
さすが「ラ王Selection」と銘打つ内容で、価格的にも満足できる一品でした。
少し以前に「POMPADOUR(ポンパドウル)」の、表面に<アーモンド>が散りばめられた 「くるみパン」(194円) をいただきましたが、今回は【マックスバリュ】の「クルミブレッド」(105円)です。
表面に<アーモンド>もなく、価格的には半値ほどですが、全粒粉のパンの味わいと生地に練り込まれている<クルミ>の味わいも良く、おいしくいただけました。
他店にも「くるみパン」はあるとおもいますが、いただいたどちらのパンも、「ケッパー」で切り込みが入る形でしたので、これがこのパンとしての基本形かなと気になっています。
山道の真ん中で、緑色の鮮やかな【セトウチフキバッタ】と遭遇しました。
バッタ目(直翅目)バッタ科フキバッタ亜科に分類されていますが、姿から終齢幼虫か脱皮したばかりだと思います。
普通なら人影を感知しますと、ぴょこんと飛び跳ねて逃げるのですが、そのまま動かないので近づいて観ますと、左側の後脚がありません。
<フキバッタ>は、翅が退化していますので飛ぶことができないだけに、飛び跳ねることもままならないとなると、弱肉強食の世界では生き残るのが難しいかもしれません。
<生け花>の素材として使用されている 【リアトリス】 は、何回か取り上げてきていますが、鉢植えで栽培されているのを見つけました。
キク科ユリアザミ属の多年草、北アメリカ原産で草原や森林に自生しています。
日本には大正時代に導入され、「ユリアザミ(百合薊)」や「キリンギク(麒麟菊)」と呼ばれています。
茎は肥大した扁平な形で、成長しますと高さ150センチを超えます。
葉は線形、もしくは卵状の披針形をしており、花は花序の頭部から下に向かって開花、花の咲き方は写真のような「槍咲き型」と呼ばれる<スピカータ系>と、「玉咲き型」と呼ばれる<クグリスティス系>のふたつに大きく分かれます。
< 北神急行電鉄:谷上駅~三田方面の車両に提出されているヘッドマーク >
神戸市では1953(昭和28)年頃から淡河(おうご)町で新鉄砲ユリの栽培がおこなわれ、1960(昭和35)年頃から生産農家により独自の品種改良がおこなわれてきており、圧倒的な花姿、凛とした美しさ、極めて優れた花持ちなどの特徴を持つブランドとして全国的な評価を受けてきました。
「鉄砲ユリ」と「タカサゴユリ」を掛け合わせた淡河町の「ユリ」は、昨年「神戸リリィ」と名付けられ、「オリジナルオウゴ」・「ミスオーゴ」・「プリンセスオウゴ」の3種類があります。
今回、7月18日(土)~7月20日(月・祝)12:00~20:00(最終日は18:00迄)の期間、神戸電鉄と北神急行電鉄の共同使用駅である「谷上駅」3・4番ホームにおいて【神戸リリィ物語】と銘打ち、3姉妹の長女「オリジナルオウゴ」の販売が行われます。
このイベントに合わせて、昨年秋に決定した 北神急行マスコットキャラクター (北神弓子)のお披露目式もあり、記念硬券(入場キップ:100円)や北神急行オリジナルグッズの販売が行われ、写真のヘッドマークを提出した車両が6月26日(金)~7月20日(月・祝)の期間運行しています。
ここしばらく「みりん干し」がメニューから消えていましたが、久しぶりに登場、(300円)から(320円)に値上げしていました。
「みりん干し」は大正時代に九州で「マイワシ」を醤油に漬けて乾燥させた製品が始まりとされ、その後調味液に<味醂・砂糖・水飴・食塩>などが使用され、風味と滋養に富む手ごろな保存食として全国に普及しました。
今では<鯵・鯖・秋刀魚・カワハギ・フグ・サヨリ・キス>等、多彩な魚で作られて、食卓を賑わせています。
「桜干し」といえば、「ファルコンさん、ふるぅ~」、年上のオネイサンに笑われてしまいました。
久しぶりに湊川の「赤ちゃん」で、「チキンカツ」 をと足を向けたのですが、満席でした。
仕方なしに横断歩道を渡り、斜め向かい側にある【aiai(アイアイ)】に顔出しです。
「チキンカツ」が頭にありましたので、選びましたのはジューシーな「チキンカツ」がのっかっている「かつめし」(750円)です。
「かつめし」は兵庫県加古川市のご当地グルメとして普及していますが、1953年頃に加古川市内にあった(今はありません)「いろは食堂」が最初に出したと言われています。
「箸で食べれる洋食」と言うことでご飯の上に 「牛カツ」 をのせてデミグラソースをかけ、茹でキャベツを添えるのを基本としています。
お店により「豚カツ」もあり、この【aiai】のように「チキンカツ」の変型判が登場しています。
お盆のセットには「箸」と「スプーン」が添えられていましたが、本来の「かつめし」の作法に従い、豚汁と共に「箸」だけでいただいてきました。
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