一目見て、コウチュウ目(鞘翅目)オサムシ科の昆虫だと判断、頭部・胸部の形状から「オサムシ」類ではなく、<ゴミムシ>の一種だと分かりますが、世界中には4万種、日本では約1600種が分類されているようで、特定の種まで同定できませんでした。
名称に「ゴミ」とありますが、獲物となる小昆虫の多いゴミダメによくたむろしているところから付けられています。
<ゴミムシ>には様々な形態や生態がみられますが、一般的には扁平な体に顎が発達した咬む口と、糸状の触角をもっています。
主人公の<木島耕平>は高校2年生、祖母が死ぬ間際に残した遺言は、黒い石を口の中に入れて火葬後、取り出して<林>なる人物に渡してほしいということでした。
おばあちゃん子の<耕平>は、祖母の遺言通りに行った「石」を持って、<林>を尋ねると78歳の人物で、家業として日本中から奇異な「石」を集めては、それを割ることに専念しているコレクター、祖母の残した「石」は「死人石」ということを教わります。
祖母と<林>とのつながりが分からないまま<耕平>は、<林>から借りた「白夢石」で、本当に真っ白な世界の夢を見てしまい、「石」の持つ力の不思議さを授業中に考えているところを美人の<ナオミ先生>に見つかり、祖母や<林>のことを話します。
幼い頃に耳にそっくりの「童(わらべ)石」を見つけたことのある<ナオミ先生>は、<耕平>と一緒に<林>の屋敷を訪れますが・・・。
不思議な「石」にまつわる出来事をユーモアを交えながら展開、遠く伊賀の国の忍者の時代から時空を超えた壮大な物語が隠されていて、面白く読み終えれました。
神戸ハーバーランドの「はねっこ広場」において、8月12日(水)から25日(火)まで(16:00~21:00 雨天決行)、北海道のグルメが楽しめる【どさんこ一番搾りビアガーデン】が開催されています。
さっそく出向いて北海道の味を楽しもうと選んだメニューは、「ホタテのザンギ」(600円)、「ジンギスカン」(1200円)、「溶けないハロウミチーズポテト」(500円)、「冷やしトマト」(200円)です。
「生ビール」は、会場までの途中で割引券付きのチラシを数枚いただき、(500円→400円)で安く飲んできました。
どの料理もおいしくて、<ザンギ>は大きなホタテでしたし、「ジンギスカン」のタレは本場札幌の<ベル食品>、トマトは「すながわの瞳」で、スライスされたトマトの上にかき氷をのせトマトシロップがかけられていて、これはいい口直しのデザートになりました。
ボランティアで高速神戸駅の<生け花>を生けられている先生方は、他の所と違い名札を出されておりません。
同じ流派でありながら、やはり個性が出るようで、わたしの中では勝手に「スッキリ先生」と呼ばせていただいている方の作品です。
ガマ科ガマ属の 「ガマ」 の穂を直立に配し、下部はサトイモ科の 「モンステラ」 で押さえ、「モンステラ」特有の葉の切れ込み部分を利用して、花穂が球形に育つ赤桃色の「クルメゲイトウ(久留米鶏頭)」が顔をのぞかせています。
数少ない花材を用いながら、いつもスッキリとまとめられておられ、安心して拝花できる「スッキリ先生」の作品です。
本日8月23日は、「時宗」の開祖<一遍上人>(1239年2月15日~1289年8月23日)が51歳で神戸の地で亡くなられた日です。
<一遍上人>は、観音堂の前にあった松の木の下で荼毘に付され、地元の人々によって墓所が設けられ、この地を元にして「真光寺」が建立されました。
「真光寺」の門を入り、左手に曲がりますと<一遍上人>の廟所があり、その一角に花崗岩で作られた、高さ195センチの五輪塔が建てられています。
<一遍上人>は、「南無阿弥陀仏決定往生六十万人」と摺られた念仏札を配りながら北は岩手県から鹿児島まで遊行、神奈川県藤沢市にある総本山「清浄光寺」は通称<遊行寺>と親しまれています。
阪神・淡路大震災で五輪塔は崩れ落ちましたが中から備前焼の壺が露出、壺は後世の物ですが、中に遺骨が入っているのが確認され、<一遍上人>の骨だと推定されています。
暑い時期の 「冷やし中華」 も捨てがたいのですが、辛めのソースで作る【うどん焼き】も、冷えたビールのお供としてこの時期美味しい一品です。
神戸弁 だけでなく、香川県でも「焼きうどん」ではなく、【うどん焼き】と呼んでいることを知りましたが、これに対して正しい日本語ではないという文章を目にしました。
筆者曰く、「焼きそば」・「焼き肉」・「焼き魚」のように<焼き>が前にくる場合は、「食材名」や「材料名」が続き、「鉄板焼き」・「お好み焼き」・「すき焼き」など<焼き>が後にくる場合、前には「焼き方」や「焼く方法」が来るのが決まりだと断言されていました。
地域の文化や歴史を無視した筆者の知ったかぶりの文章にカチンとくるとともに、それでは「たこ焼き」はどうなんやねんと、神戸弁で突っ込みたくなる心境です。
なんとも悩ましい 「テントウムシ」 を見かけた「フヨウ(芙蓉)」の葉を、まだいるかなと再確認しましたら、一匹の<シャクトリムシ(尺取虫)>を見つけました。
<シャクトリムシ>は主として「シャクガ科」の「蛾」の幼虫で、くねくねと体を逆U字型に曲げながら歩行します。
一般的に「シャクガ科」の幼虫は毛や針がなく、いわゆるイモムシ型なのですが、本種は珍しく毛で覆われていますので、すぐに成虫の名がわかるかなと思いましたが、これまた同定できませんでした。
通常の幼虫は胸部に3対の脚があり、腹部に5対の疣足がありますが、「シャクガ科」の幼虫である<シャクトリムシ>は、腹部の疣足が後方の2対を残して退化しています。
追記:その後チョウ目ヤガ科アオイガ亜科の 「フタトリガリコヤガ」 の幼虫だと判明しました。
夏休みを利用してハワイ旅行の人々も多いと思いますが、かの地の「レイ」に使われているのが芳香がある、この<プルメリア>の花たちです。
花径5センチ程度、花弁は厚く熱帯性の花らしく<白・赤・桃・黄・複色>と鮮やかな色彩が楽しめます。
原産地はメキシコやガテマラの熱帯アメリカ・西インド諸島で、日本には明治時代中期に導入されています。
キョウチクトウ科プルメリア属の常緑小低木で、科に共通するように葉や茎を切った時に出る白い乳液は有毒ですので、注意しなければなりません。
この<プルメリア>は大変丈夫で、周年を通じて開花する性質を持つ、熱帯花木の代表品種です。
久しぶりに【安庵】に顔出し、女将さんの<タミちゃん>もお母さんもお元気な様子に一安心です。
あまり顔出しができませんので、一番高いだろうとおもえる料理で売り上げの協力、今宵は「イチボステーキ」(????円)を焼いてもらいました。
生ビールを呑みながら出来上がるのを待っていましたが、お客さんが持ってこられるという「苔玉」が多く飾られていて、和風感が漂っていました。
<イチボ>は霜降りの肉の甘みと赤味の旨みが合わさる部位でサシも細かく、柔らかい牛肉に舌鼓を打ちながら、生ビールをおいしくいただいてきました。
今回の板宿駅のご担当は、<三宅昌甫>先生でした。
色合い的に<黄色・赤色・白色>と高低差を付けながら三種が並び、立体感を出されていました。
<赤色>の花は「カーネーション」、<白色>の花は「小菊」で間違いありませんが、この<黄色>の花が何かで、悩んでしまいました。
縮れた花弁の形状を目て、ヒガンバナ科の「ネリネ」だと考えましたが、<黄色>の品種はありません。
同じヒガンバナ科の 「ショウキズイセン」 かなとも思えましたが、花弁が細く、雄しべの形状も違い同定できません。
花弁の形状と雄しべの形からユリ科の 「グロリオサ」 の一種かなおもえたりするのですが、<黄色>があるのかどうかわからず、なんとも悩ましく拝花しておりました。
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