本書は、『きことこ』で第144回芥川龍之介賞(2011年下半期)を受賞した著者のデビュー作品『流跡』と『家族』の2篇が納められています。
この『流跡』は、「ドゥマゴ文学賞」を受賞していますが、一読してわたしには「面白い!」という内容ではありませんでした。
段落のない長い文章が続く文体で、主人公が男なのか女なのかもわからず、タイトル通り川の水の流れのように長い文章が延々と続いていきます。
両作品とも第三者的な語り口で、「・・・」で囲われた会話文も一切登場することなく、語り手の目線での描写が続き、想像力を書きたてる構成ですが、文学的(好きな言葉ではありませんが)要素はあるのでしょうが、面白さを求める作品ではありませんでした。
先ほどは、<ごうちゃん>から 「イカのあぶり焼き」 のおすそ分けをいただきました。
自分の賄い料理のおかずに<ごうちゃん>は「たこ酢」を選んでいましたが、胡瓜が大好物で、「タコ」はいらないのかおすそわけとしていただきました。
名称通り「たこと酢」そのものでしたが、ちゃんと胡麻まで振っての気遣い、ありがたく爪楊枝でいただいてきました。
夜の部の夕方4時から担当の<ごうちゃん>は、お昼間はお寿司屋さんに勤められています。
お寿司屋さんは水曜日が定休日ですので、休み前には寿司ネタが残りそうなとき、お土産に 「穴子」 や「蛸」 といった素材をいただくようで、常連さんたちのおつまみに化けます。
肉厚な「イカ」、レモン味でおいしくいただきました。
<インスタント麺>シリーズは割と新製品が発売されるのですが、この<パスタソース>シリーズはなかなか数字が伸びません。
今回は、<MCC食品>の【小柱のペペロンチーノソース】(257円)です。
パウチごと湯煎する方法とフライパンで温める方法がありましたが、「味・香りの点でフライパンでの調理をおすすめいたします」の言葉通り、茹で揚げたスパゲッティー麺をオリーブオイルで炒め、ソースを振り掛けてまとめました。
予想以上に<イタヤ貝>の貝柱が入っており、辛党としては弱めの唐辛子風味ですが、貝柱の風味がよく出たソースでおいしくいただきました。
辛党の方には、フライパンで炒めるときに唐辛子(鷹の爪)を追加して炒めれば、数段味が良くなると思います。
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以前に <同定できない(51)「シャクトリムシ」> ということでアップしておりました毛虫、【フタトガリコヤガ】の幼虫だと判明しました。
見つけた「フヨウ」の株を再度観察、運よく体表に黒い斑紋が出ている終齢幼虫を見つけて、同定できました。
チョウ目(鱗翅目)ヤガ科アオイガ亜科の<蛾>で、終齢幼虫で体長4センチほどになり、幼虫はアオイ科の「フヨウ」・「ムクゲ」・「タチアオイ」等の葉を食べ、「オクラ」の農業害虫です。
体表は黄色・緑色・黒色の対比が強く、派手な模様を持ち、お尻に赤色紋があります。
手持ちの資料に寄りますと、老熟すると体全体が紅紫色になるそうで、また日をあけて観察できればいいのですが、弱肉強食の世界では一期一会かもしれません。
花期は6月~8月、5~15センチの花茎を立ち上げますが、徐々に曲がって先端は下を向き。その先に横向きの花をつける【ムシトリスミレ(虫取菫)】です。
タヌキモ科ムシトリスミレ属の一種で、オーストラリアと南極を除く大陸に、約80種が分布しています。
日本では北海道から四国にかけての高山の岩の上などに自生、「スミレ」に似た色合いの花は花弁が集合しており、根元にロゼット状に葉が並んでいます。
葉の表面には、柄を持つ傘状の<有柄腺>と、柄が無く葉の表面にへばりついている<無柄腺>があり、<有柄腺>は虫を捕えるための粘液を分泌し、<無柄腺>は虫を溶かす消化液を分泌、虫の栄養を吸収します。
俳優の<田口トモロヲ>が『色即ぜねれいしょん』以来6年ぶりに送り出す監督第3作『ピース オブ ケイク』が、2015年9月5日より全国で公開されます。
<ジョージ朝倉>の同名コミックを<多部未華子>と<綾野剛>の共演で映画化し、現代女性の恋や悩みを描き出しています。「梅宮志乃」は仕事も恋愛も、周囲に流されるまま生きてきました。バイト仲間との浮気がばれたことで、DV体質の恋人「正樹」からは振られ、バイトも辞めることになります。
このままではいけないと心機一転した「志乃」は家を引越し、そこで出会った隣人で、新しいバイト先の店長でもある男「京志郎」に本気の恋をします。しかし、「京志郎」には同棲中の恋人がいました。
主人公「志乃」を<多部未華子>、その相手役となる「京志郎」を<綾野剛>が演じるほか、<松坂桃李>、<木村文乃>、<光宗薫>、<菅田将暉>が共演しています。
児童文学作家<ロイス・ローリー>の世界的ベストセラー『ザ・ギバー 記憶を伝える者』を実写映画化した近未来SF『ギヴァー 記憶を注ぐ者』が、2015年9月5日より全国で公開されます。
世界の荒廃を経て、人類は平等で争いのない理想郷のような社会を作り出しました。その中で育った青年「ジョナス」は、コミュニティの記憶を次世代に伝える「記憶の器」に任命されます。
すべてのコミュニティの記憶を持つ唯一の人物「記憶を注ぐ者」のもとで教えを請うことになった「ジョナス」は、コミュニティの過去に隠された暗い真実を突きつけられると同時に、人々の記憶から消し去られていた恐れや苦痛、憎悪といった感情を知り、現在の人類のあり方に疑問を抱きはじめます。
『マレフィセント』の<ブレントン・スウェイツ>が主演を務め、<メリル・ストリープ>、<ジェフ・ブリッジス>らが共演しています。人気女性歌手<テイラー・スウィフト>も出演。監督は、『ソルト』・『ボーン・コレクター』(1999年)の<フィリップ・ノイス>が務めています。
某居酒屋さんに貼られていた、「アサヒ・スーパードライ」の<ポスター>が気になりました。
初代の「アサヒビール」のキャンペーンガールは、<山口智子>さんだったと記憶していますが、このモデルさんの名前は分かりません。
そういえばここ数年来、どのビールメーカーも「水着美女+ビールジョキ片手」という夏の定番<ポスター>を見かけなくなりました。
どうやら2003年に「キリンビール」が「水着キャンペーン」を取り止めて以降、追随するように各ビールメーカーは水着美女の宣伝は行われていないようです。
ビール業界の客層として女性もずいぶんと増え、商品の多様化で個性や特徴をもった限定商品などを宣伝するには、「夏=水着美女=ビール」といった固定観念は時代の流れに馴染まないようです。
今宵の「軟骨の唐揚げ」(250円)は、いつもの <烏賊の口(カラストンビ)> ではなく、鶏の軟骨で俗に「やげん」と呼ばれている部分でした。
「やげん」は、ささみを支えている胸の骨ですが、「やげん」以外にも「カッパ軟骨」・「さんかく軟骨」と呼ばれていますが、解剖学的には「剣状突起」のことです。
そのほか「膝軟骨」も鶏にはあり、こちらは「げんこつ」と呼ばれていることが多いと思います。
唐揚にしますと少し身がチジミますが、コリコリとした食感がビールととても合う肴です。
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