長編アニメーション『マロナの幻想的な物語り』は、2020年9月12日より全国で順次公開されますが、8月29日には、東京・ユーロスペースで字幕版が先行公開されます。
ルーマニアの女流監督<アンカ・ダミアン>が監督を務め、東京アニメアワードフェスティバル2020(TAAF2020)コンペティション部門・長編アニメーションのグランプリに輝いた本作。ハート形の鼻を持つミックス犬「マロナ」の生涯を、手描きをベースとした独特のアニメーション表現で描き出しています。
今回日本語吹替キャストとして、「マロナ」役の兵庫県神崎郡神河町出身の<のん(能年 玲奈)>のほか、14人の吹替キャストが公表されています。移り替わる「マロナ」の飼い主たちとして、曲芸師「マノーレ」を<小野友樹>、優しい工事現場監督「イシュトヴァン」を<平川新士>が演じ、少女「ソランジュ」の声を<夜道雪>が担当しています。
また、<原涼子>、<笹島かほる>、<南條ひかる>、<川上晃二>、<浅水健太朗>、<拝師みほ>、<武藤志織>、<駒形友梨>、<弦徳>、<林瑞貴>、<福山あさき>らが声を当てています。
インドで大ヒットを記録したスパイアクション『WAR ウォー!!』が、2020年7月17日より全国で公開されます。
国際的なイスラム教過激派テロリストを追ったインドの対外諜報機関RAWのナンバーワンの腕利きスパイ、「カビール」が味方の高官を射殺して逃亡した。RAWは「カビール」を抹殺することを決定。優秀な若手スナイパーの「ハリード」が「カビール」抹殺のミッションに名乗りを挙げます。
しかし、「カビール」は「ハリード」の憧れの存在で、チームの指揮官と部下として数々の作戦を遂行した師のような人物でした。「ハリード」は任務遂行を固く決意しますが、それでも「カビール」の起こした行動に疑問の気持ちを拭いきれないまま、「カビール」の行方を追います。「カビール」役の<リティク・ローシャン>、「ハリード」役の<タイガー・シュロフ>と、インドの人気スターが顔をそろえています。
日本国内で11日、新たに「385人」の新型コロナウイルス感染者が確認されています。累計の感染者数は2万1528人となり、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客乗員(712人)を含めますと2万2240人となっています。神奈川の1人が死亡後に感染が判明し、死者は累計で996人となりました。
東京都は、新たに「206人」の感染者が報告されています。緊急事態宣言解除以降最多だった10日の「243人」より減少したものの、200人台は3日連続で依然として高い水準。累計では7721人となっています。
兵庫県は、神戸市などで10~60代の男女計「5人」が新たに感染したと発表しています。県内の感染は8日連続。3人が軽症、2人が無症状だといいます。
その他、沖縄県は、米軍普天間飛行場(宜野湾市)やキャンプ・ハンセン(金武町など)で、新たに「45人」の感染者が確認されたと明らかにしています。7日以降の両施設での感染者数は計61人となっています。
本日7月12日は、兵庫県は設立以来150周年となります。慶応4年5月23日、西暦1868年7月12日に誕生しました。もともと明治維新は徳川幕府の大政奉還(慶応3年10月14日(1867年11月9日))から始まっています。
徳川家の支配の根源である征夷大将軍も朝廷から任ぜられていましたその位を返上しています。その結果、幕府領400万石が朝廷に返上され、しばらくは旧幕府が管理していました。これが兵庫役所と呼ばれ、大坂奉行所の兵庫出張所がそのまま存在。そして、鳥羽伏見の戦いを経て、王政復古を通達したのが慶応3年12月9日(1868年1月3日)です。
新政府が大阪、兵庫に鎮台を置いたのは慶応4年1月22日(1868年2月15日)。鎮台とは、行政、司法、軍事、警察を管轄する地方行政庁のことです。ここからがめまぐるしく動きます。これが2月2日(1868年2月24日)に兵庫裁判所となります。この裁判は、宰判に通じ、行政を裁量するとの意らしい。これが県として改称されたものです。このように、旧幕府領を統括する機関として府県が廃藩置県3年前に設置され、これを府藩県三治制といいました。
兵庫県の初代知事は、あの明治の元勲、初代内閣総理大臣となった<伊藤博文>です、当時の<伊藤俊輔>です。この好運は、「神戸事件」(慶応4年1月11日(1868年2月4日)の折衝で、政府から派遣されていたことによります。「神戸事件」は、生麦事件と同様、備前(岡山)藩の行列を横切ったフランス人水兵らを負傷させ、神戸港開港直後の居留地予定地を視察中の各国公使団との衝突となりました。
一時神戸市内を各国軍隊が占領する事態になりました。これを解決するために公使団との交渉に派遣されていたのが<伊藤俊輔>。彼がそのまま兵庫県の誕生とともに知事に就任しました。約1年程の在任でしたが、開港直後の神戸港の整備や外国人の居留地の整備に取り組み、兵庫の礎を築いています。
オーストラリアの人口第2の都市、メルボルンは11日までに、新型コロナウイルスの再拡大の兆候があることから、2度目のロックダウン(都市封鎖)に入っています。南半球は冬を迎え、豪州では第2波への警戒感が高まっているようです。
日本政府は豪州やニュージーランドなど4カ国からビジネス関係者の入国を認める方向で調整を進めていますが、感染拡大が続けば計画に変更が出る可能性も出てきます。
オーストラリアは3月下旬から新型コロナの感染対策のため全土で都市封鎖を実施していましたが、経済への悪影響や患者数の増加が頭打ちになりつつあったことから制限措置の緩和を始めていましたが、メルボルンを抱える南東部ビクトリア州では6月下旬から患者の増加が続き、7月7日に同州として過去最高となる「191人」の感染者が確認されたことから、州政府は8日深夜から都市封鎖を発動しました。
新たな都市封鎖は6週間続く見通しで、食品の買い出しや通院などを除く外出が原則禁止されました。1度目の都市封鎖の緩和で営業を再開していたレストランやカフェも、再び持ち帰りや配達のみの営業となっています。
新型コロナと季節変動の関係は明確ではなく、世界保健機関(WHO)も「(冬場に)ウイルスがより積極的に行動することを示すデータはない」としています。一方、豪シドニー大は6月、湿度が1%低下すると新型コロナの症例数は6%増加するとの研究結果を発表。同大研究チーム(公衆衛生学)は「冬の時期は新型コロナの時期、と考える必要がある」と分析しています。
女優の<柴咲コウ>(39)が、日本テレビ系10月期放送の『35歳の少女』(毎週土曜22:00~22:54)で、約5年ぶりに地上波民放連続ドラマの主演を務めます。脚本は『過保護のカホコ』や『同期のサクラ』などの<遊川和彦>が担当しています。<柴咲コウ>は、本作で35歳の少女という謎めいた設定の主人公に扮します。
「25年ぶりに帰ってきた娘は、10歳の子供だった」というコピーがつけられた本作。詳細は明かされておらず、舞台は1995年と2020年。キーワードは「35歳、25年、10歳」で「もの凄いスピードで成長していく人間の物語」が展開するようです。
ヒロイン「今村望美」を演じる<柴咲コウ>は、近年では大河ドラマ『おんな城主 直虎』(2017年)やWOWOWドラマ『坂の途中の家』(2019年)の主演を務め、朝ドラ『エール』のオペラ歌手役に出演。今年5月22日に<岡田准一>らと共演する映画 「燃えよ剣』が公開予定 でしたたが、新型コロナウイルス感染拡大を受け、公開延期となっています。地上波民放連ドラ主演は、2015年の日本テレビ1月期の『〇〇妻(まるまるづま)』以来となります。
演出を『〇〇妻』や『家売るオンナ』シリーズ、『奥様は、取り扱い注意』(2017年)などの<猪股隆一>が務めます。
一度は家族を捨てた父と、母が突然亡くなり発達障害のある50歳の息子が約30年ぶりに一緒に暮らすことになり、悪戦苦闘しながら本当の親子関係を築くまでを、優しさとユーモアたっぷりに描いた心打たれる感動作『靴ひも』が、2020年10月、シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開されます。この度、本作の予告編が公開されています。
本国イスラエル・アカデミー賞では8部門ノミネート、父親役の<ドヴ・グリックマン>が助演男優賞に輝き、アメリカ各地の映画祭で観客賞を多数受賞、2018年の東京国際映画祭ワールド・フォーカス部門にて上映された作品です。
また、タイトルの「靴ひも」は、息子の苦手な動作の一つである「靴ひもを結ぶこと」。父と息子の関係の変化と成長の象徴として本編には3度登場しますが、予告編ではそのシーンも確かめることができます。
息子役を演じるのは、映画『ボーフォート レバノンからの撤退』(2007年・監督: ヨセフ・シダー)やイスラエルの大ヒットドラマ「Prisoners ofWar」(米ドラマ「HOMELAND」原案)」、「Hostages」(米ドラマ「HOSTAGE/ホステージ」原案)などに出演する実力派の<ネボ・キムヒ>。
監督を務めたのは、イスラエルの映画・テレビドラマ界で長年活躍する<ヤコブ・ゴールドヴァッサー>。自らの生い立ちをもとに、居場所を探し求めるユダヤ人一家を描いた「Over the Ocean」(1991年)がアカデミー賞外国語映画賞イスラエル代表になるなど、人間ドラマの名匠として知られています。<ゴールドワッサー>監督自身も、発達障害を持つ息子の父親であり、テーマが身近であるだけに困難な挑戦でしたが、「映画を通して人々の障害に対する意識を変えたい」という情熱が制作の原動力になったと語っています。
1961年に起こった国連チャーター機墜落事故の真相に迫るデンマーク・ノルウェー・スウェーデン・ベルギー合作ドキュメンタリー映画 『誰がハマーショルドを殺したか』 が。2020年7月18日より全国で公開されます。
1961年9月、当時の国連事務総長<ダグ・ハマーショルド>はコンゴ動乱の停戦調停のため、チャーター機でコンゴへと向かいました。しかし、ローデシア(現ザンビア)の上空でチャーター機は墜落事故を起こし、<ハマーショルド>を含むすべての乗員が死亡。この事故は暗殺説もありながら、くわしい調査が行われないまま原因不明の事故として処理されました。
これが墜落事故ではなく、<ハマーショルド>の命を狙った暗殺事件であったことを匂わす資料を発見したデンマーク人ジャーナリストで監督の<マッツ・ブリュガ>と調査員の<ヨーラン・ビョークダール>は、謎の解明のためアフリカ、ヨーロッパ各地へ出向きます。
しかし、当時の関係者たちは誰もが事故について語ろうとはしませんでした。そんな中、彼らは<ハマーショルド。暗殺事件にとどまらない、秘密の組織による想像を絶する「ある絶滅計画」に遭遇します。
<末永賢>が監督を務めたドキュメンタリー映画『zk/頭脳警察 50 未来への鼓動』が、7月18日(土)から東京・新宿のけい’s cinemaで公開されます。
1969年に パンタ(中村治雄)とトシ(石塚俊明)で結成結成され、結成50周年を迎えたロックバンド「頭脳警察」は、新たに<澤⻯次>(Gt / 黒猫チェルシー)、<宮田岳>(Ba / 黒猫チェルシー)、<樋口素之助>(Dr)、<おおくぼけい>(Key / アーバンギャルド)を加えて「頭脳警察50周年バンド」を始動させました。
『zk/頭脳警察 50 未来への鼓動』では、「頭脳警察」と同じ時代を歩んできた人、その背中を追ってきた人、あらゆる世代の表現者の証言と共に「頭脳警察」の現在と過去を追い、日本におけるカウンターカルチャーとサブカルチャーの歴史を浮き彫りにするといいます。
出演者は、頭脳警察、加藤登紀子、植田芳暁、岡田志郎、山本直樹、仲野茂、大槻ケンヂ、佐渡山豊、宮藤官九郎、ROLLY、切通理作、白井良明、浦沢直樹、木村三浩、桃山邑、春風亭昇太、鈴木邦男、足立正生、鈴木慶一、髙嶋 政宏。
左から<オダギリジョー> <池松壮亮> <チェ・ヒソ>
<石井裕也>(37)の監督最新作『アジアの天使』の公開が決定しています。
<石井裕也>がオール韓国ロケに挑んだ、95%以上のスタッフ・キャストが韓国チームのメンバーで制作された『アジアの天使』です。<石井>と同じく韓国初進出であり、『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』(2017年) ・ 『町田くんの世界』 (2019年)でもタッグを組んだ<池松壮亮>が主演を務めています。また<オダギリジョー>と『金子文子と朴烈』(2017年・監督:イ・ジュンイク)の<チェ・ヒソ>も出演。『ムサン日記~白い犬』(2011年・監督:パーク・ジャングバム)の<キム・ジョンソン>が撮影監督、 『嘆きのピエタ』 (2012年・監督:キム・ギドク)の<パク・イニョン>が音楽を担当しています。
主人公は妻を病気で亡くし、8歳の息子「学」を育てる「青木剛」。「剛」は日本から逃げるように兄の住むソウルへ渡り、怪しい化粧品の輸入販売を手伝うことになります。一方、ソウルでタレント活動をしている「チェ・ソル」は所属事務所の社長と関係を持ちながら、仕事の環境や家族関係に頭を悩ませていました。そして2つの家族は運命をともにし、奇跡を目の当たりにすることになります。<池松壮亮>(30)が「剛」、<オダギリジョー>(44)が「剛の兄」、<チェ・ヒソ>(30)が「チェ・ソル」に扮しています。
『アジアの天使』の撮影は2020年2月から3月にかけて実施され、2021年春に韓国で公開されます。その後、同年内に日本でも封切られる予定になっています。
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